採用

どうもジュリョウです。
先日は、サンクスカードをたくさんもらった6名のAPさんと食事会をさせていただきました。話を聞くと、やはりたくさんもらっている人は、たくさんあげているという結果でした。ありがとうをたくさん伝えている人が、たくさんありがとうと言ってもらえる。少しクサイですが、この和がどんどん大きくなれば素敵だなと思います。
また、私のnoteも全て見てくれているとのことで、非常に嬉しく感じました。

さて、今回は前回の「全員人事部」の続き、採用編です。求人採用にかかる費用は低ければ低いほど良いのですが、現実問題どこかに費用や労力をかけないと採用はできません。いつ、どこに、どのように、いくらかけて、誰に向けて、など、ある程度の戦略みたいなものが必要になります。今回はざっとどんな方法があるのかだけ触れておきます。みなさんもいずれかで入社されているはずです。

・求人媒体採用
私の若い時にアルバイトを探すときは、紙媒体のタウンワークでした。今ではWebでの掲載がメインになります。総合的なものから飲食店専門、もっといえばラーメン専門など多岐にわたります。主にAPの採用や、中途社員採用で、弊社では以前までここにかなりの費用をかけてきました。実際にこちらから入社されている人が最多となっています。

・店舗で掲載
実際に食べに来て、店の雰囲気や従事する人に興味を持ってくれているわけですから、ミスマッチも少なく、長期で活躍してくれる方が多い印象です。

・人材紹介
求職者を紹介してもらうサービスです。採用時に年収の〇%を、1年継続で〇%を支払うといった感じ。弊社でいうと、ベトナム人の方がこのような採用です。

・自社HPで採用
HPの求人フォームからの応募です。媒体を見て、店舗での掲載を見て、評判を聞いてなど、さまざまなところから流入があります。

そして、ここからが今後力をいれて取り組んでいくべきところ

・SNS採用
これは単にSNSで求人を掲載するだけでなく、写真や動画でどういった人がどんな雰囲気で働いているかをアピールするというものです。弊社も昨年からYouTubeに取り組んでいるのは、採用の側面があります。

・新卒採用
弊社の場合、中途入社の方がメインでしたので、今まであまり力を入れていなかったところです。知名度がある会社ではありませんので、なにもしないで新卒が入ってくることはまずありません。こちらからオファーを出したり、説明会を開いたり、まだまだやり方で伸びしろがある部分です。

・タイミー採用
じわじわと流れが来ています。さまざまな理由から『すきまバイト』利用者が増加しています。『子供がまだ小さいので、体調をよく崩します。シフトに穴をあけて迷惑をかけたくないので』『メインは屋外の仕事だけど、雨になると休みになるので』『就職が決まっているので短期しか働けないので』などなど。
そして、普通にアルバイト先を探しているが『どんな人がどんな雰囲気で働いていて、どんな仕事内容なのか』知ってから働きたい。いわゆる『おためしで働きたい』という人が非常に多い。これは今までなかった採用方法です。先日、座銀にぼし店の谷垣が社員グループに手法をアップしてくれていましたが、全員で取り組んでいきましょう。

・リファラル採用
既存の従業員から友人や親族などを「紹介」してもらう手法です。コストがかからず、優秀な人材が獲得できると言われています。

・アルムナイ採用
何らかの理由で退社した人を再雇用する採用手法です。学生の時にアルバイトだったが、卒業して他の企業に就職。その後、戻ってくるといった感じです。即戦力であり、お互い人となりも分かっているので安心感もあります。

・カンテラ採用
アルバイトからの社員採用。本部ではこれからかなりの力をかけていくところです。タイミー採用からのカンテラ採用ができたら最強じゃないかという説が飲食業界で話題になっています。

ざっとあげましたが、こんなもんでしょうか。

そして、こうやって並べてみるとよく分かるのですが、本部が主導でやっていくことと、現場が主導でやっていくことが見えてきます。我々飲食業はどこまでいっても現場が最重要です。私達が選んでいるだけでなく、私達こそが求職者に選ばれている認識を持つこと。

会社の雰囲気は良さそうで、SNSではすごく楽しそうだったし、この会社に興味があるなぁ
『よし。一度食べに行ってみよう!』
①全然楽しそうじゃないし、ギスギスしている。。。店も汚いし、なんだかだらしないなぁ。。。→やめとこう
②めちゃめちゃ仲良さそうだし、楽しそう。働いているひとも礼儀正しいし、ここなら成長できそう!→入社
どちらの可能性もあります。そう。本当に現場は大切。

もちろん入社されてからも、『労働条件が全然違って、、』『思っていた雰囲気じゃなかった、、』なんてことは本当によくある話です。応募の数を増やすために、誇張することや偽りは避けなくてはなりません。結局、ミスマッチで早期退職するのが目に見えています。

採用の目的は、「たくさん採用すること」ではなく「たくさん採用して、定着してもらい、長期にわたって活躍してもらうこと」にあります。
APも社員も関係なく【全員人事部】です!お力添えよろしく!ではでは

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