ひとりひとりが会社を背負っているという自覚と責任
みなさんのおかげで我々、銀の葡萄グループは「スタッフさん素敵ですよね」と言っていただけることが多くなりました。お客様・取引先・不動産(家主、施設)・同業他社・銀行など様々な方に支持していただいています。
これは一朝一夕で培ってきたものでも、私一人で評判になったわけでもありません。冒頭のとおり【みなさんのおかげ】以外なにものでもないわけです。
いくら事務所で立派な戦略を練ったとしても、実際に現場の最前線に立ち、お客様と接する人が蔑ろにしていては、いわゆるソフト面(人に関すること)の評判はついてきません。したがって【みんさんのおかげ】です。私にとって、人を褒められることはラーメンの味を褒められることより、遥かに嬉しいことなんです。
さて、弊社の売上のほとんどはお店で発生しています。そのお店では、実にたくさんの人が従事してくれています。100人いれば100通りの人生があり、それぞれ置かれている状況や背負っているものなど様々で。世帯を持っている40代の社員と、これから本格的に社会に出ていこうとしている高校生のパートナーでは当然違いがあります。私はそんなみなさんの人生を背負っていかなければならない立場です。
我々のような飲食店では特に、お店や会社の評判は、先ほど伝えたように、お客様と接する人がほとんどを印象付けます。これは長年勤めている社員でも、最近入ったばかりのパートナーでも一緒です。お客様にとっては、あなたこそがお店の代表で、会社の代表なんです。
よくよく言うことですが【働く目的は自由だが、働き方は自由ではない】
経営計画書にも記載されているのですが、対価をもらう上での「働き方」は自由ではなく、決められた通りに正しく働かなければならない。ルールは守ってもらわなければなりませんし、会社で正しいとされること(主に経営計画書に記載)はやらなければなりません。※すべてをやっていくことは難しいでしょうが、やろうとする姿勢は必要
「笑顔で気持ちよく立って挨拶しようね!」って言われて「それはできません」ではダメなんですね。共感できない方、やろうとしない方は属してもらったらダメなんです。
我々は仲良しグループではなく、チームでなくてはなりません。組織であり、共通の目的・目標に向けて行動を共にする。チームには利害関係が出てきますので、あなたの対応が素晴らしければ、会社やお店の評判は良くなり、業績の向上に繋がります。業績が向上すれば、あなたに還元される正のサイクルが回るわけです。当然ながら逆も然り、、ひとりの印象が悪いだけで、すなわち会社の印象が悪くなり、、、
良くも悪くも、ひとりひとりの言動が評判に直結し、売上に直結し、メンバーの人生に直結している自覚と責任を持ってもらわなければなりません。
おしゃれしたいからって、服務規程を違反して、それでお客様に迷惑がかかったとします、、、果たして責任を負えますか?
はっきり言ってダサいです。そんな表面上だけのおしゃれはかっこよくないし、そういう人のまわりには同じような人が集まります。この会社で働いてもらっている人には、表面上だけの薄っぺらい人間にはなって欲しくない。内から湧き出るようなカッコいい人間になって欲しいと切に願うわけです。
勘違いしないで欲しいのですが、すべて従いなさい!と言っているわけではありません。時代と共に会社も変化していくべきですし、より良い会社やお店にしていくためにも、意見は大歓迎です。
しかし、すべてが個人の思い通りというわけにはいきません。会社が正しいとしていること(主に経営計画書)は価値観です。良い悪いの話ではありませんので、みなさんには選択する権利があります。職を選択する権利は誰しもが持っている権利です。どうしても価値観が合わない、、、というのはお互いにとって健全な関係には成りえません。
少々説教じみた感じになってしまいましたが、お褒めいただくことが多いです。ほんと誇らしいことです。
【銀の葡萄は人が素晴らしい】と思って来店される人が多くいます。その分ハードルも高いです。そんなハードル軽く超えてやって下さいな!ではでは
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