見出し画像

地球ゴージャス「クラウディア」7/30


初地球ゴージャスです。


愛を禁じられ、戦いに明け暮れる
「根國」と「幹國」という2つの民族しかいない世界。
神親殿という神が定めた絶対の掟に背いて、
二つの恋が芽生えた。
民族を超えて密かに育まれる愛と、
自覚せぬままお互いを想い合う愛。
二つの愛はやがて、
その「世界」そのものを揺るがすことになっていく・・・」

お目当ては一色洋平さん。キャラメルボックス客演から大好きな役者さんです。今回は彼だけを見に(笑)
アンサンブルですが「小池」という名前があり、「幹國」のtopのそばにいつもいる人の一人。作品の中でも「コメディー担当」のような。なので、印象が強い役でした。
持前の身体能力で、ダンサーさんの中に混じり踊り、tapも踏み。。。
でも、一番はやっぱりお芝居。
「小池」のキャラクターをはっきり持っているのが分かり、どんな些細な動き反応も「小池」 top同志の戦いの場面でも、他の人は「そこにいる」だけで微動だにしない(感情は伝わってこない)中、小池は音に対しての反応や起こっていることに対する反応が「リアル」。一騎討が進むなかで「やべえ」とつぶやき、どこかに去っていったのちに、物語の終末に関わることをして死んでいく・・・
これって一色さんを追ってみて正解だったな。

更に些細なことなんだけど、お鍋を持ってくる、持って帰る動きに、お鍋の重さを感じさせてくれる役者さんに「すごい!」って。パントマイムもうまいんだ。
能の動きを使った振付も、メリハリがあって、ちゃんと重心が低くなる。
ここまで舞台での芝居が上手な若手はそうそういないと思ってます。

いいもの見た~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?