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はじめまして島暮らし


大都会から島へ移住してもうすぐ2か月。

今のところ仕事もプライベートもストレスなく過ごす日々です。
こっちに来てから時間を気にしなくなるぐらい時間にゆとりがあるものの、
noteとか読書など心の自分磨きは「やるぞ!」って思ったときにしかできない自分を改めたい…と思うのはどこにいっても変わらんな~と思いながら書き始めます。笑








島暮らしのなかで好きなところ



シンプルな生活



とにかく素朴な日々。

朝起きて、天気と身体の調子がよければ出勤前にビーチへ散歩にいき、8時間仕事して、通勤時間がほぼ皆無に等しいため、夜はのびのびと過ごす。

正直、やることがないな~と思う。
けど、やることがない、は人生損してる気がするのであんまり言わない。
というより、冒頭でも書いた、気合をいれないと自分磨きできない自分のだらけ具合に呆れるようにしている。


でもこうやって相変わらずダラダラしながらも、時間にゆとりがあるので自分のペースで生きていけることが心地よい。



都会だと、ほんとに誘惑が多い。


この前帰省して300均一に行ったときには驚いた。人が欲しいと思う想像以上のものを超えた商品が置かれている。島にはこれがないから、こっちで買って帰ろう~と思い描いていた商品だけではなくて、思いもつかない便利そうで画期的な商品が安くで売ってあった。

マーケティングって今までにはない消費者の隠れたニーズを引き出すのが重要、って大学で習った気がするけど、まさにそうだと思う。

買うつもりじゃなかったのについつい買ってしまう…はついつい買わせるような驚きのアイデア発明商品が店頭に並んでいるからなんだな~と実感した。
(急に話がそれた笑)



とにかく、物欲を刺激するものが少なくて世の中のマーケティングに踊らされることなく、必要なものを必要なときに買う生活が、心にも財布にも優しくて心地がよいのです。






自然に癒される




自宅から徒歩5分ちょっと歩けばビーチに着いて、そこから見る夕焼けがたまらなくキレイなのが、ほんとに良いな~と思う。

プラネタリウムみたいに空が広くって、たまに演奏してる楽器の音色をバックにたそがれる(笑)時間がめちゃくちゃ良い。




あとは、お休みの日に職場の先輩方とシュノーケルをしたときがこっちに来てから一番心が動いた瞬間だったかも。


久しぶりの海で、アウトリーフ?(海で色が変わっているところ、サンゴがいてここから深くなる?)まで泳いだとき、久しぶりに海の海底深くがみえたのでちょっと怖いと思ってしまった。

と同時に、サンゴと魚が泳ぐ世界に感動して、いままではダイビングしてたけど、こんなにキレイな世界が身近に感じられるなら全然シュノーケルでいいと思った。


島に住んでいても海に入らない方もいる中で、
ありがたいことに私の周りの方々は一緒に海で泳いでくれそうでこれからの夏が楽しみです。





SNSストレスが少ない


これが私の中で一番ありがたい影響かも。

都会で住んでいたときは、目まぐるしく更新されるSNSを見るたびに疲れていた。
ストーリーがその人のキラキラした一部分にすぎないとわかっていても、それを羨ましいと思う必要がなくても、どこかで比べる自分は消えないのでわざわざSNSを見ないように気を付けていた。


それがこっちに来てから、SNSを見てもほとんど疲れなくなった。
SNSに映る友人たちとの物理的距離があるからか(SNSでつながっている友人はほんとに親しい友達だけではないことも原因だと思う)、今の生活が自分に合っているからか、何がそうしてくれてるかは明確ではないけれど。


同僚のSNSにはときどき惑わされることは認めるけど、前よりは何も思わなくなった。
以前友人が言っていた「SNSはただの情報として見てるだけ」の距離感を自分も手に入れれていたらいいな。


私も旅行先での出来事や嬉しいことはSNSに投稿しがちなので、とやかく言える立場ではないと思いつつも…。


SNSとはあっさりした距離感を保ちたいけれど、離れた友人の幸せは自分事として同じ温度で喜べる懐の深い人になりたいです。






島暮らしで不安に思うこと



離れて暮らす家族



私の中では一番肝に関わるところだなと思う。


実際こっちに来て2週間たったときに、祖母が入院した。


その日は部署発表の日でありがたいことに希望部署に配属されたあと、初めての華金で友人たちと飲んでいた。祖母の調子が最近優れなくて、病院へ検査しに行く日だとは聞いていたので、帰ったあと、具合を尋ねる連絡をした。もう22:00は過ぎていたと思う。




すると、「今病院にいます」と一言で、あとは叔母に聞いてくれとのことだった。
ああ、これは只事ではないなと悟り、叔母に連絡を取ると案の定、大変な一日を過ごしていた。



叔母から祖母がどんな状態だったかを聞きながら、自分が実家で居ればそばでなにかできたかもしれないと、感情が沈んでいった。
今回祖母はほぼ心筋梗塞の状態だったらしく、その予兆となる症状もずいぶん前からあった。
実家で暮らしていたときに、そばで祖母の症状を見ておきながらも、結局はこうなるまで何もできなかった。


近くでいると色々なことに慣れてしまう、というのを言い訳にしてしまうし、遠くにいると実際に目で見れず自分事としての意識が薄れてしまっている。



家族だから気にかけていると思っていたけれど、家族っていう枠組みを超えて、
一人の人間として私と祖母は波長が合うのではないかと最近思うようになった。



自分と同じぐらい大切に思える人がいることがありがたいと思うし、そう思える祖母には元気で長くいてほしい。



電話をしていても、どうしても私の日常ばかり話してしまう。
祖母は私に心配をかけないように寂しいなど滅多に言わないけれど、祖母の話にもちゃんと向き合おうと思った。ちょっとした相談事を持ちかけられたりと祖母の聞いてほしいサインを見逃さず、ないがしろにしないこと。


離れてて何もかもは無理でも、祖母に寄り添いながら私のエネルギーも分け与えたい。





こののびのびとした島暮らしに家族がいればいうことなしだと思う。笑


こっちの生活に浸って、肝心なことが薄れてしまわないようにメリハリを自分で作れるように気持ちを強くもちます。






情報過疎化とその影響


欲していない情報に心を荒まれることがないのは
ほんとに素晴らしい一方で、情報難民であるとも思う。


まずこの島では、テレビのチャンネルが5つしかなく、主にみるのは内2つ。
私がそもそもテレビを見ることが少ない人間っていうのもあるけれど、世の中のニュースに一歩遅れている感覚がある。
芸能人のスキャンダルなども友人から聞いて初めて知ることもあった。




都会では、街や電車の広告からも情報が溢れてる。出会う人の数も多い。
見知らぬ人からも「あの服装いいな」など影響を受けていたことに気づく。




今までは自分から情報を取りにいかなくても、嫌でも入ってきた情報が多くあったと思う。
けどこっちに来てからは、情報が少ないことがストレスフリーにもなるし、同時に有益な情報にも気づかず過ごしている気がする。



SNSストレスを受けやすい体質なので、情報を追うことはあまり好まないけれど、その分本など他の部分でも自分の身になるような知識を蓄えたい。


といいつつ、怠け体質なのでなかなか始められない…。
お気に入りの図書館ができたので、とりあえず本は借りている、のんびりやってこう。




島育ちの友人から

「島はのんびりしててすごく良いけど、そこの生活に慣れて目標を失ったらダメだよ」

と言われたことにはっとさせられた。



このことを忘れずに、自分を作る情報と向き合いたいと思います。









経験は自分の心地よい生き方に近づくためのデータだと思うので、自分の感情を忘れずに大事にしたいな~

島暮らし初期の備忘録以上!


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