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【怪談】留守電

とても短いです。

40代男性から聞いたお話。


数年前、会社用の携帯電話に留守電が入っていたそうだ。

時間は昨日の夜中。

出社して初めて気づいたのでその留守電のメッセージを聞いた。


「株式会社●●のAと申しますー!夜分遅く申し訳ございません!

××の件で至急お伝えしたい事がございますので、折り返し連絡お待ちしてます!」


内容はよくあるものだったが、「株式会社●●のA」というのは自分の事だ。

声や口調まで自分そっくりだった。

同僚か誰かのイタズラか?と思い、折り返し電話してみたところ、お掛けの電話番号は現在使われておりませんというアナウンス。


結局何だったのかわからないそうだ。

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