多摩市立全小中学校で全国初のマスク自由化が実現!
谷本誠一議員の投稿より
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多摩市立全小中学校で全国初のマスク自由化が実現!
去る4月4日、東京都多摩市教育委員会は、4月1日付け教育長メッセージにおいて、市内全小中学校におけるマスク自由化を発表しました。
その中で、マスクをしない子、できない子がいることの理解を求めました。その上で、全小中学校において、いじめや差別に繋がらないよう注意を喚起しました。
過去には、健康上の理由で「マスクをできない子」のみに差別・偏見を禁じているメッセージは他の自治体でありましたが、思想・良心の理由から「マスクをしない子」もそれに含めたことは、事実上のマスク自由化を認めたことにほかなりません。市内全小中学校を対象として、教育委員会がマスク自由化を声明発表したことは、勿論全国初の快挙です。
この導線には、地元2小学校の保護者が我が子をマスクの弊害から守るために、去る3月25日に多摩市教育委員会の担当課長に、谷本誠一呉市議会議員が認定したノーマスクサポーター同席の下、「ノーマスク学校生活宣言書」を提出したことがきっかけとなりました。
この内容は、①文科省通知の衛生管理マニュアルに記載されている「体育以外は原則マスク着用」はあくまでお願いであって強制ではない②個々のノーマスク選択は保護者裁量であって、校長や教育委員会は拒否できない③ノーマスク児童に対しては、学校運営ガイドラインにより、差別や偏見から守ることが校長の責務である-と謳っています。
そこで多摩市教育委員会は、宣言内容を慎重に精査した結果、去る4月1日に、マスク自由化を決定したのです。尚メッセージには書かれていませんが、給食係の配膳側になった際や、社会科見学での見学先、バス会社からの着用指示がある場合は、校長が個別に児童の保護者と相談して対応していくことになります。
一方昨年12月には、埼玉県某市の2つの小学校で3名がノーマスク学校生活宣言をしたところ、各々の学校でマスク自由化の内容を記載した保健だよりを発行し、全保護者に配布しました。
また、今年1月には東京都東村山市の小学校で保護者が宣言した際、全国で3校目のマスク自由化のたよりが全保護者に配布されたのです。
つまり、学校単位では全国3校のマスク自由化でしたが、この度の多摩市の事例は、2つの小学校でノーマスク学校生活宣言を教育委員会にしたことをきっかけとして、市立全小中学校でのマスク自由化が実現したことになります。ということは同市では、原則「ノーマスク学校生活宣言書」を敢えて提出する必要がなくなったと言えましょう。
新年度の新学期を目前に控え、全国に強烈なインパクトを与え、多くの保護者に勇気と希望をもたらす結果となりました。