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20240518TSO55周年コンサートin台北


2024年5月18日(土)、台湾の中正紀念堂敷地内にある「国家音楽堂」で開催された「台北市交響楽団」と角野さんの共演を観に行ってまいりました!

当日の感想を、簡単に残したいと思います!(小6程度の文章力なので、あたたかい目でお読みいただけると幸いです…♡)

開場前

・今回、推し友のKさんとは日本から一緒に台湾入りをし、Hさんとは現地で集合して一緒に台湾遠征を楽しんできました!
会場の地下にある、豆花(トーファ)で有名な「白水豆花」をいただき、お茶をしながら角野さん話をして開場までの時間を楽しみました!

「白水豆花」がまさかホールの中で食べられるなんて!1つ100ドル(約490円)

・18時すぎ。台湾ファンのSさんからお誘いいただき、台湾ファンの皆様の「集合写真撮影会」に入れていただきました。(謝謝大家🥹💓)
撮影場所は、当日アップされたコンサート会場の外。そして、こだわりの同じ角度での撮影!すごい!

台湾の皆さま、とても友好的で♡素敵な方ばかりでした!仲間に入れてくれてありがとう~!
角野さんが当日InstagramにUPした場所にて撮影📷

いよいよ開場!

・ホール入場後、プログラムを買いました(40元。約200円)。
・ホワイエでは、何やら解説会のようなものが行われていてにぎわっていました!が、わたくしは中国語がわからず断念。客席へ向かいます。
今回は、前から3列目鍵盤が見えるお席から拝聴させていただきました。
(このnoteのカバー画像のお席です)

・10分ほど前になると演奏家の皆さんが舞台上へ。各々音出しを始めました。まるで軽い公開リハーサルのようで、日本にはない光景だなあと思いました。

・開演の合図は、ベルがなるわけでもなく、台湾特有?の照明の暗転→明転が繰り返され、「いよいよコンサートの開演!」と感じて、とてもドキドキしました。

・さあいよいよ開演です!舞台照明があかるくなり、コンマスさん登場→チューニング。大きな拍手で角野さんとマエストロのご登場です!
ふわふわの髪の毛をなびかせながら、颯爽とステージへ現れるお姿は、何度見ても「むきゃーーーっ!!!(千秋先輩に興奮しているのだめをご想像あれ)」となりますね。

・大きな拍手の中、落ち着いた雰囲気でコンマスと握手をし、丁寧なお辞儀をし、ピアノへ。マエストロとのアイコンタクトののち、演奏が始まりました!

(事前に少しだけ補足)
今回の演目「ショパンコンチェルト1番」は、ワタクシの大好きなクラシック音楽ピアノ編 第一位!と言っても過言ではないので、いろいろ弾き比べをして楽しんでいた時期がありまして…
指揮のある曲というのは、主にマエストロや時にソリストの意見によって曲の雰囲気はがらり変わるものだけど、このショパンコンチェルト1番は、「冒頭」のオーケストラ演奏の部分の重さとスピード感で、「あっこういう雰囲気のショパンコンチェルトにしたいのね!」という、マエストロの想いが伝わってくると思っています。(素人の意見です)

・さて、今回の冒頭、かなり重め遅めの演奏で、心の中で「お!!マリンさんとは真逆のショパン!!!!」と感じて、ドキドキしました。
おん年88歳のマエストロの雰囲気になんともぴったりで、まさに「ちょっと(だいぶ?)大人なショパンコンチェルト」だったのです。

・前から3列目の手元が見える席にご縁をいただいたのもあり、「あのスリムな体型(きっと中はムキムキマンなんだと思う…最近ジムにも通われていることですし…🤭)から、まるで鉄の塊のような重く力強い音を。そして、わたあめのようなふんわりとキラキラした音まで表現できる「魔法の手」の秘密を少しでも知ろう!」と、彼の演奏をしかと拝見しました。

・彼の「魔法の手」は、本当にすごかった。何がすごいって…「表現したい音色によって、手の形、指の形を器用に、自由自在に変化させている」のです。
以前、ショパンコンクールの前にYouTubeのメンバーシップで「音色辞典」を披露してくれたことがありましたが、おそらく今はその倍くらいの音色を出せるようになっているのではないか?と思わされる程。

・以前から「唯一無二のピアニスト」と思っているけど、彼のこの表現力の素晴らしさも、その一つだと確信しています。

・ショパンコンチェルト、インバルマエストロの指揮に寄り添うように、対話するように、それはそれは丁寧に演奏されていました。
印象的なのは、ホールに響く余韻の音色をすごく大切にされていたこと。
2楽章のピアノが入る時、インバルマエストロが円を描くように角野さんに合図を出していたこと。
「おおきく。ゆったりと」という意味なのか。
はたまた「自由に演奏しなさい」という意味なのか。
他の意味なのか…私にはわからないけれど、いずれにしても「安心感」と「角野さんを尊重」しているという気持ちも伝わってきて、涙が出ました。(1楽章のはじまりから涙が止まらなかったオタクです😂)

・演奏中に、低音のビビり音のようなものが聴こえてきて、「なんだろう?」と思っていたのだが、「インバルマエストロのハミング」ということに、後半のブルックナーで気づきました。笑
(詳しい友人に聞いたところ「インバルは良く唸ってるよ」と。笑 まさに唸ってるような、声でした!笑)

・3楽章、フィナーレのはじまり。角野さん、肩を動かして、リラックスと気合いのようなものを感じました。
リズミカルなマズルカ調で、転調を何度も繰り返し、様々な雰囲気を持つ3楽章は、彼の良さが全面に出る1曲だけど、水を得た魚のように、それはそれはイキイキと素晴らしい演奏でした。

・大きな拍手が送られる中、抱き合うインバルマエストロと角野さん。お二人とも、それはそれは嬉しそうなホッとした笑顔でした。

・あとから知ったのですが…、なんとカーテンコールの撮影はOKだったらしく、撮れなかったのが残念🥲(だって事前告知で撮影NGってなってたからさあ…😗笑)オタクはずっと拍手をおくっていたので、それはそれでよし!ということで。自分を慰めましたとさ。笑

・そしてアンコールへ。アンコールは、台北市交響楽団55周年ということで、「Happy birthday to everyone」でした。

・たくさんの拍手にこたえた角野さんは、椅子に座り客席に向かって生声で
「謝謝大家(シェイシェイタージャ)」とおっしゃり、そこからは英語で
「アンコールを1曲弾きます。台北市交響楽団55周年ということで、Happy birthday を弾きます。今日はありがとうございました。」
と仰り、演奏スタート。

2020年の角野さんの25歳お誕生日の当日に、私たちファンへのサプライズプレゼント返しを思い出しながら、「あの時のこの曲が、こうして海外公演のアンコールで、しかも交響楽団の周年記念を祝して演奏されていらっしゃるなんて、本当にすごい😭💓」とまた泣きながら聴いていました。笑

・演奏後、大きな拍手が送られ、角野さんは丁寧にお辞儀をし、2回ほどカーテンコールをし、客席が明るくなったのでした。
本当に素晴らしい、ショパンコンチェルトとハッピーバースデーで、「聴きに来れてよかった!」と心からかみしめました。

・実は、ショパンコンチェルト1番は、私にとってのファースト角野さんで、初めて聴いたのは2019年6月。
今から約5年前でした。
この時のショパンは、ちょっとやんちゃな雰囲気を持ち合わせていて、それはそれでとても好きでしたが、5年たち、プロピアニストとして巨匠と共に演奏するショパンは、角野さんの良さが全部入り!で本当に素晴らしく、何度聴いてもまた聴きたい!そう思わせる演奏で、最高に好きです。
次回、またどこかでショパンコンチェルトを聴ける機会を楽しみにしています!

後半のブルックナーも素晴らしかった!

後半は、ブルックナーの交響曲第7番。
なんと、約80分もの大曲です!いやあ…88歳のインバルマエストロの指揮はもちろん、オーケストラの皆様の音色にとても感動してしまいました。
ブルックナーを生で聴くのは多分初めてなので、寝不足(飛行機の中で2時間睡眠)の身としては、最後まで起きていられるか!?と心配でしたが、まったく問題なし!素晴らしすぎて、目も耳も全身ギンギンで最後まで拝聴しました。
個人的にはチェロがとてつもなく上手で、「この中にずばぬけている人がいる!!!」と目をギンギンにして探していました(結果わからなかったけどw)。
・演奏後、大きな拍手を送られ、舞台袖からマエストロと角野さんご登場!客席と集合写真を撮って、終演となりました。
・前回11月の屏東に続き、思い切った台湾遠征でしたが、本当に素晴らしい演奏会で、心から感動して会場を後にしたのでした。

終演が22時!!TSOさんもインバルマエストロも、本当に素晴らしかったです!
しっかりちゃっかり角野さんと同じポーズをしてパネルとも記念撮影するオタクがこちら。

・(小声)なんと、終演後はサプライズが待っていました!
角野さんにサインをいただけるというシークレットサイン会(?)に参加させていただくことができました!声をかけてくれた台湾ファンの方に感謝です…涙 
「もしかしてお会いできたりしないかな…」と淡い希望を持って、日本からささやかなプレゼントを持参していたのですが、お渡しするときに、手首から抜けなくなってしまって(事前に抜いておきなさいよと思うでしょ?それまではすぐに抜けたのよ…なぜか抜けなくなったのよ、直前でw)、慌てるオタクを笑いながら待ってくれた角野さんは本当に優しい方だな大好きだなって思いました。笑

なんと~!はやとーとにサインをいただけました!これはもう一生洗えないな!そのうち茶色くなっていくわね!笑 

翌日は九份へ!

・興奮冷めやらぬ状態ですが、コンサート翌日は、KさんとHさんと「九份」に向かいました!
以前、角野さんも訪れていた場所、そしてつい最近はpenthouseの皆さんも訪れていた九份で、いわゆる聖地巡礼!
・台北市内からタクシーで約1時間(約1200元。日本円で6000円くらい)で到着。私とKさんは、九份で一泊の予定なので、先にチェックインを済ますし、その後Hさんと再度合流して千と千尋の神隠しの舞台になっていると言われている「阿妹茶楼」でゆっくりまったりお茶タイム!(一人300元。日本円で、約1500円)
暑かったので、冷たいウーロン茶がとてもおいしかったです~!
ここでも推し話や旅行記などに花が咲き、本当にあっという間の時間でした!
・夕方は、「阿柑姨芋圓」で、名物の芋圓をいただきました!(一つ55元。約270円)もちもち、しゃりしゃり・・・おいしかった~!!

九份はとてもにぎわっていました!だけど、どのお店も待つことなく入れたのでラッキーでした!

・夜ご飯は「阿妹茶楼」のお向かい「海悦楼茶坊」でしっかり台湾の味を満喫!もいただきました!
台湾ビールもしっかり堪能♡至福の時間でした。

台湾やきそば!写真にはないけれど「卵と海老の炒め物」も絶品でした!日が落ちて夜の景色がまた素敵!

角野さんも撮影していた、有名な「賢崎路」の階段で写真撮影を撮って、大変満足な「推し活遠征」となったのでした。

2日目もスミノハヤトTを着て、しっかり推し活を満喫しました!笑

・最終日は、九份のすがすがしい空気とおいしい朝食をいただき、民宿の近くのバス停から台北駅へ移動(90元。約450円!)、そのまま空港へ!そして、日本へ!という、とってもあっという間の2泊3日でした。

・毎度送り出してくれる家族のみんなや職場の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
「いつか家族も一緒に台湾に行けるといいなあ」と思えるほど、台湾は本当に良いところ!台湾の皆様、本当に親切ですし、大好きです!
台湾は、ご飯もおいしくて、帰ってきてもすぐに「また行きたい!」と思える場所です。
次はいつ行けるかわかりませんが、またの機会を楽しみにしています!

そして、角野さんが繋いでくださったご縁に本当に感謝だなぁと改めて感じた2泊3日でもありました。
角野さんの音楽に出会えただけでとても幸せなのに、推し友さんと出会い、知らない土地を訪れるきっかけをくれ、その土地の美味しいものを食べる機会をいただき、その場所で同じ共通点を持つお仲間とさらに出会えたりと…本当に人生を豊かにしてくれて、本当にありがとう!の気持ちで溢れてしまいます。
角野隼斗(かてぃん)さんの音楽がきっかけに、たくさんの世界を広げてもらって、いろんな驚きや喜びを体験させてもらって幸せだな!
年齢は間違いなく毎年重ねてるけど、精神的年齢は実年齢マイナス20歳くらいの気分になります。ありがたや~!←w
これからも、角野さんの音楽を楽しみに、毎日頑張ろう!と心に誓ったのでした。

以上、台湾遠征記でした~!

今回の台湾遠征のスケジュール全行程メモ(どなたかの台湾遠征お役に立てば幸いです!笑)
●1日目:
・早朝便(タイガーエア台湾)にて8時に台湾入り。
・KLOOKで事前予約しておいたSIMカードを受け取る。
https://s.klook.com/c/D1ZlrK7jXo
↑紹介コード「JYZ92Q」を入力すると500円クーポンプレゼントもらえます!
ちなみに「中華電信」のSIM、ノンストレスでおすすめです!3日無制限で、約1200円!カウンターで入れ替えもしてくれるので安心です。
・海外キャッシングをし、空港のフードコートで朝ごはん。
・MRTで台北に移動、ホテルに荷物を置いて、観光へ!
・台北101、新光三越、ポケモンセンタータイペイ、無印良品、ホノルルカフェ(有名な香港料理店!?)に行く。
・バスでホテルへ!(Googleマップやappleの地図を使うと、電車やバスの路線案内をしてくれてとても便利!何番のバスに乗るのか、どこで降りるのか、などとてもよくわかります!)
・チェックインをし、身支度を整え、中正紀念堂へ!
・白水豆花、カフェでまったり。音楽雑貨屋さんでお買い物。
・台湾のファンの皆さんと集合写真。
・プログラムを買い、お花摘みを済ませ、コンサートを堪能!
・終演後、ちょっとしたイベントに参加。
・ホテル近くの深夜1時まで営業している地元に愛される海鮮居酒屋で夜ご飯。(18日しか賞味期限がないという台湾ビールに出逢えて歓喜!)
海老とお刺身を堪能。
・ホテルに戻り、お風呂に入り就寝。
●2日目
・7時起床。エッグタルトで朝ごはんを済ませ、身支度を整え、バスで西門駅へ!
・「元気養生会館」で、足つぼ・全身マッサージを堪能。セラピストさんのご提案で「角質取り」も体験。超贅沢タイムでした。
▼このサイトをお見せしたら全メニュー10%OFFになります!
https://www.taipeinavi.com/beauty/88/
・カルフール桂林店へ行き、お土産を購入!台湾限定のほんだし ほたて味などを購入。こんにゃくゼリーが息子に大好評でした!
・タクシーで九份へ。観光名所を散策。階段の街の洗礼を受ける!笑
阿妹茶楼、海悦楼茶坊、阿柑姨芋圓でおいしいものをしっかりいただきました!セブンイレブンで「台湾ビール(18日賞味期限)」に出会えたので、日本土産に数本購入。
・夜、UFOを発見!?まさか本物!?(調べると、台湾はわりとUFOの出現率が高いらしいです)
・九份宿泊地「陽光味宿(サニールーム」さん、とてもよかったです!
https://www.booking.com/hotel/tw/jiu-fen-yang-guang-wei-su.ja.html
●3日目
・九份の朝はとてもすがすがしい!
・朝ごはん(洋風。それがまたとてもおいしかった!)を食べ、バスで台北駅へ。約1時間ほど乗車し、ゆっくり桃園国際空港へ。
・フードコートで、タピオカ(65元。約300円)を飲み、一之軒というパン屋さんでお土産のエッグタルトを買う。(エッグタルト、とてもおいしかった!!)
▼空港の一之軒でお土産を買って帰国!は今後の定番にしたい~!
https://www.taipeinavi.com/shop/507/
・14時15分のフライトで日本(成田空港へ)。19時15分の東京駅行きのローコストバスに乗る。地元駅には21時30分頃着!
あっという間の2泊3日でした~!


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