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カリスマにありがちな「自分を生きる」固執w 土星を使おう。

自分を生きる、ワクワクに従い生きる、胎からの欲求を選択する。
そうした人生を率先して歩む人々が、ビジネスでも大きな成功をおさめ、各分野でカリスマになっている今日この頃。けどですね。最近そんな彼らの記事を読み。

「太陽にしがみついてるわねー」


と感じたので、久しぶりにちょいクロ木星発動です('ω')。

太陽:自己表現・自分を生きる

占星術の天体には、発達する順番というものがあります。

こんな感じ。太陽の発達は26~35才くらいまで、土星56~70才くらいまでと、月から順に、より発達しやすい年齢域がある。これに沿って成長を果たすことで、魅力が溢れ輝きが増して行く。ただし。

1.天体は、年齢域より前倒しで使える。2.核になる天体は、月・太陽・土星・冥王星。

という基本ルールがあります。「天体は人間の骨をあらわし、12サインは肉をあらわす」なんて言われますが、骨の中でも骨盤とか腰とか首とか、要になる骨ってあるでしょ?それが月・太陽・土星・冥王星。

で、どの天体を使うかで迷ったら、簡単な方法が一つある。それは…

月と太陽をとりあえず回しとけ


これです(笑)。

月:子ども心・感情・根源的な欲求
子ども時代置いてきぼりにした感情、愛されなかった(と感じた)心の痛みや悲しみを癒す。ただ無心に遊び続けた幼い頃の何かを、もう一度とことんやってみる。心が嫌ということを手放し、心がときめくことを、毎秒毎秒選択し続ける。

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太陽:自分を生きる・大好きなことをやりきる
そこから生まれたワクワクを、表現に変える。形にする。そしてそれを、とりあえず世に出す。人に話す、SNSにアップする、誰かにサービスとして提供してみる。


この月と太陽の循環を、まずは始めることなんですね。
で、当然ながら世の中のカリスマたちは、占星術の知識がなくとも無意識にこれ、やっています。あるいはご自身たちの心理学的な知識でもって、別のとらえ方をしているかもしれないけれど、とにかくしこたまやっている。


だからこそ、自己表現に磨きがかかり、魅力が光り、人が集まり、カリスマになったワケです。誰よりもこの月と太陽を回したから。


ところがですね。
占星術家の立場で言えば、月と太陽を回しきったら。人間の発達プロセスとして、必ず起こることがある。それは。


木星・土星が開いていく。


木星:慈善・次世代の受容
土星:社会貢献

よく「慈善活動とか社会貢献とかしてるヤツ、うさんくさいわ~」的なことを仰るカリスマがみえますが、そもそも、そこにモヤッてる時点で、彼の土星が、そのヒトに使われちゃってる可能性が高い。

天体は、使わなければ他者に使われる


このルールが発動している。ところが…。
「こんなことにモヤるとは、俺もまだまだ自分を生きていないな。もっとワガママに、もっと、自分の好きなことをやりきろう!!」みたいな発想をしがちなんですよね。ハイ残念、あなたの魂は、次の木星・土星を使いたがっているからモヤッてるんですw

なんだったら、慈善活動や社会貢献をイキイキやってる、木星・土星使いの達人に、魂は嫉妬している。


わたしは慈善活動にめちゃめちゃ関心があり、社会貢献はほとんどデフォルトで意識を向けていますが、そんなわたしの心の声は、こう。

「君こそ、内なる木星・土星の欲望にも気づかないなんて、ダッサ~い('ω')」


あれだけ「自分の欲望に正直に生きてる」と豪語しながら。木星・土星と言う、魂(の一部)の声に気づかず、古いニーズ(太陽)に固執し続ける。
何それ、思考停止?超ダサーイ('ω')

ですww
彼らの記事を読んでると、行間から、社会貢献の欲求、次世代育成の欲求、時には「個人的にやりたいこと」「自己表現」をそっちのけにして、「他者に尽くしたい」というニーズがもうプンプンする(笑)。


その欲望を日ごろから押さえて「それはダサイ。自分を置いといて、他者のために何かするのはダサイ」太陽固執しているから、よけい、シュッと木星・土星エネルギーが、溢れる瞬間が強烈なんです。エネルギーは蓋をすると飛び出した時の圧が増すし、ねじれて不自然になる。それに早く気づけ、です。


木星・土星が起きた人間は、時に自己表現を後回しにする。


むろん「太陽を使い切った後に、木星・土星は起きる」という順序があるから、既に太陽(個人的にワクワクすること、やりたいこと)は、クッキリと輪郭を持っている。でありながら、時にそれを脇においてでも、他者に尽くす、社会に貢献したいという強いニーズが生まれる。それが木星・土星を使う人間の、ナチュラルな反応です。


それは、月と太陽を回さないまま、承認欲求のために他者に尽くすのとは、全く違う在り方です。


月と太陽を回しつつ、木星・土星が起きた者の存在は、あらゆる人々にとって力強く、頼りになるもの。「この人に仕事を任せれば、わたし個人を超えて、多くの人々が幸せになる…」そんなどっしりとした信頼感、安心感がある。


そんな新たなあなたの可能性を、どうか眠らせないで欲しいんですね。星を扱う者として、木星・土星を使うカリスマが、一人でも多く活躍してくれることを願っています。


星を使うことは自分を大好きになること。あなたの星、使ってる?
ではまたね(*´▽`*)


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魔法の占星術テキスト『モッくまくんの星のレッスン』の著者。書籍での独学は難しいと言われる西洋占星術を、知識0の状態から読み始め、「即日使える」レベルにまで習得できるマスター本です。moccuma.net では、第一章からすべてを試し読みいただけます。