９天体は太陽の女房役？　太陽を生きよう

2019年1月19日 14:50

幼い頃に通った名古屋YWCAの「お話教室」。その時お世話になった河合先生を探しています！とFacebookを中心に声をあげ、その日のうちに…先生、見つかりました！

やー…。わたしが半日検索したり、問い合わせたりしても見つからない方が、『モッくま』の読者さん、月天秤座さんの「サクッと検索」であっさり見つかってしまうのは、星のせいということにしておきましょう。。わたくし風サインが冥王星一個のため、本当に情報の取り扱いがへたくそｗ

自分に少ないサインの仲間を作ること。

星を使う者にとって、基本中の基本を再認識できましたm(__)m　さて、河合先生のご連絡先が分かり、さっそくドキドキしながらお電話してみましたよ！

先生は今、出家して僧侶になられ、『東医宝鑑』と言う李氏朝鮮時代の医書を、朝鮮の方向けに、より分かりやすく翻訳しなおすというお仕事をされていました。

『東医宝鑑』は韓国でもドラマ化された「ホジュン　～伝説の心医～」の許浚（ほじゅん）の著書。先生は執筆家としてもご活躍でした。なにげに韓国の時代ドラマが好きなわたくし、「え、あのホジュン？　すごーい！先生！」と言うミーハーな反応をしてしまいましたｗ　現在70歳の先生は、当時より何だかすごーく明るいお声で。

先生「君は当時から才能があったからね！　才能ってのは、何も特別なものじゃない。　言ってみればアロンアルファみたいなもんだ」

もく「アロンアルファですか？」

先生「どうしても吸い寄せられてしまう、あらがえない欲求。どうしたって好きで、そこにたどり着いてしまう」

もく「…ああ、はい。分かります」

先生「わたしも、中学生の時に朝鮮語に興味を持ち、やっと最近になって執筆家として花開いた。ぼくの本は愛知県図書館にも10冊ほど貯蔵されているんだよ」

そう誇らしげに仰いました。
「ああ、分かるなあ…」と感じた。才能と言うと、数年で芽が出なければ「無い」とするのが今の世だけれど。好きで好きで仕方ないと、一度は諦めてもやはりそこに戻ってしまう瞬間が、人生にはあるもので。それが例え10年越しでも50年越しでも、「戻ってしまう」という吸引力こそが、才能の証なんですよね。

その一瞬の「わたし、やっぱりこれが好きなんだ」という月の声に、耳を澄ませて生きること。その大切さを感じました。

月：　根源的な欲求・太陽の土台

占星術で言う10の天体は、それぞれ平等に役割が振られています。でもある見方をすると、９の天体は太陽のためのサポーター、女房役として存在しているとも、読める。

太陽　：　自己表現・ワクワク

大好きなことをとことん表現して生きる。この太陽の使命を、他の9天体があの手この手でサポートしている。

月は太陽の根源的な欲求を司り、水星は「自分は何を表現したいのか」を伝える役割を持つ。

金星は、太陽の自己表現に、遊びや甘さを加えてくれる。自己表現の「視覚的な見せ方」を担当してくれる。

火星は太陽を、社会に打ち出す牽引車であり、木星は他者の太陽を分かち合う、ゆとりを作り出す。他者の太陽を受け入れれば、おのずと自分の表現も、より豊かに再表現される。

そして土星はそんな太陽ありきの人々が、自由に生きられる社会を築こうとする。それはとりもなおさず、自分の太陽が大手を振って社会を渡る、道筋づくりとも言えるんです。

そう。太陽は10天体の中でも主役。その太陽を取り巻くようにして、他の天体は自分の役割に精を出す。

トランスサタニアンなんて、ほとんど「あなたの太陽の欲求は？」という問いかけを、シンクロやトラブルといった外的な事件で、投げかけているにすぎません。

もう一度、あなたが大好きなことを思い出してみて下さい。等に諦めてしまった何かがあるなら、それを引っ張り出して。妄想を膨らますことから始めましょう。