九月

不意に
肩をたたかれてはっとするように
足元に散らばる黄色い葉に気づく

夏が嫌いだった頃はただいつまでも暑い月だと思っていた
後悔にも似た気持ちになるが
焦りはもう不思議とない

少し高くなった空の下
かわいていく空気の中
公園の木立にひとり

なにかを見送る気持ちが
なにかを迎える気持ちに勝っている
まだ

楽しいことをしていきます。ご一緒できたら、ほんとにうれしいです!