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夢と現実二極論崩壊論~私はこうしてDJになった ①

たまーにラッパーのパフォーマンスを見ることがあり、その中でよく耳にするフレーズがあってそれは、「夢と現実」みたいなもの。
ちょうざっくり意訳すると、
「いつかイッパツ、故郷に錦を飾りてぇー! でも現実は甘くないぜ、やな仕事でもしなきゃ・・・でもいつか見ていろ、かならずや俺は勝つ!!!」
とか、
「やっぱ夢を追い続けるぜ! 仕事なんてやめてやる! お金はないけどヘイヘイヘ~イ!」
とか、そんな感じの曲が多い気がするんですよね。どうですか?

オールタイムクラシックにしても、なんか古いなって感じちゃうんですね。
あ、古いから悪いとしているのではなく、根強いな、という意味。
たとえば私はエレファントカシマシがすごく好きなんですけど、頭おかしいくらい好きなんですけど、好きと同時に、ちょう古いなって思う部分もすごくあります。
だって、男は勝て、男はたたかえって、曲は変われど、ずーっとずーっと歌ってるんですからね・・いい加減飽きてもいいんですけど、むしろこんな古い価値観なのにカッコいいってところが困ったところなのですが、これはまた別の話になりそう。

「夢と現実」って、二極みたいに言われることにだんだん違和感を覚えてきたのです。
叶わない夢はない、なんて言うつもりもなくて、むしろ、「叶わない夢は寝言」?
マイケル・J・フォックスと結婚したいというのは、小6の時の私の寝言。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を100回見たって、結婚にはつながりませんでした。

夢っていうか、やりたいことあったら、やればいいだけ、ということにだんだん気づいてきました。
夢って言葉はしゃらくさい。
叶わなかった時のために、耳触りのいい言葉を使ってるみたい。

私ごとですが、このたび、DJになりました。
長年の夢が叶いました!!! と言いたいところなのですが、いえ、実際長年DJになりたいとは実は思っていたのですが(15年ぐらい)、ついにドリームケイムチュルー!!! って感じではなく、もっと地味に地道な感じです。
恋愛もそうですよね。
片思いの時は、地に足ついてなくて、日々夢の中にいるみたいなのに、いざ片恋が終了しそうになると(それもいい方に)、現実感が押し寄せてきて、相手のことを好きなはずなのに、 「いいのか、めんどくさいことが始まっちゃうけど、いいのか!」ってなる。
ならない? まあいいけど。

まあとにかく、私の長年の夢は、15年目にして、とんとん拍子で現実になりました。かかったお金2万弱。時間は1ヶ月半くらいかな? (でもこれは別に重要なことではない)
もちろん、私とて、日常にはままにならないことも多々あり、それらも簡単にクリアしていきたいのですが、まずは小さなところから、夢と現実は別に二極ではなくて、やりたいこと(夢)があったら、適正なプロセスを踏めば、やがて現実となる、ということを証明していこうと思います。
やりたいことがあったら、周辺からできることをさっさとやり始めればよし、足りないところは、まわりがなんとかしてくれる。
これを宇宙の采配とか、引き寄せとか言う人もいますが、そんな大したことでもない気がしています。言ってもいいけど、やるこたおな~じ~♪
それと、ちょう苦労したいならするのもそれもお好みですので、否定はしません。

というわけで、これから何回かに分けて、「夢と現実二極論崩壊論~私はこうしてDJになった」を書いていこうと思います。

Photo by 廣川ちあき

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