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南北戦争の再来か

2024年1月26日

不法移民問題で荒れる米国、中央VS地方の内戦勃発秒読み。メキシコとの国境に位置するテキサス州のアボット知事は不法移民問題を放置する米国連邦政府(ワシントン)に見切りをつけ、州兵を国境警備隊哨所に派遣、中央の国境警備隊員を締め出し、独自に不法移民の拘束を開始、現在、有刺鉄線フェンスの敷設を続行中。

これに先立ち、連邦最高裁判所は設置済みの長さ30マイル(約48キロメートル)の有刺鉄線を撤去するよう求めていた。バイデンはテキサス州知事に対し、連邦最高裁判所の決定の遵守を求め、24時間以内に国境警備哨所を開放し、連邦政府に戻すよう通達した。事実上の最後通牒だと言う。

一方、トランプ前大統領は、不法移民の侵入からテキサス州南部の国境を守るためそれぞれの州兵を派遣するよう全国の州知事に呼び掛けた。すでに米国全土の半数にあたる25の州がアボット知事を支持、米国連邦政府(ワシントン)はテキサス州の権利を制限し、移民の脅威を放置していると批判している。米国に新しい独立国家ができそうな勢い。このまま行けば、地方(州軍・民兵)対中央政府(米軍)の内戦が始まる可能性も否定できない。

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