才能とは?「羊と鋼の森」から
こんにちは(^^)
さいきん注目しているアーティストは才能の塊。でも、歌っていないときの喋りに親しみを感じたり(彼の地元の方言ははわたしの両親の実家で話されているものとほとんど同じ)、「憂えているだれかのそばに寄り添う人(金八先生の授業風)」としての優しさが備わっていることも魅力であると感じます。昨年だしている1stアルバムタイトル『HELP EVER HURT NEVER(常に助け、決して傷つけない)』はお父さんの座右の銘らしく、近々聴いてみたいと思っています。
彼にピアノを教えたのがどんな人なのか、わかるような気がした。そして彼が、どんなふうにそれを享受してきたのか。音楽は人生を楽しむためのものだ。はっきりと思った。決して誰かと競うようなものじゃない。競ったとしても、勝負はあらかじめ決まっている。楽しんだものの勝ちだ。
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才能という言葉で紛らわせてはいけない。あきらめる口実に使うわけにはいかない。経験や、訓練や、努力や、知恵、機転、根気、そして情熱。才能が足りないなら、そういうもので置き換えよう。(略)
「才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。俺はそう思うことにしてるよ」
柳さんが静かに言った。
宮下奈都『羊と鋼の森』(文藝春秋、2015年)より
アマチュアで歌を長年続けています。ちょっとした上達を喜ぶこと、四苦八苦する過程を楽しめることは、アマチュアの特権でしょうか。プロは結果をこそ求められる厳しい世界でしょうから。
スポーツで最高のパフォーマンスを発揮するとき、心技体(メンタル、テクニック、フィジカル)のバランスが大切と言われますが、歌うときもそうなのかも。そして、精神力があり技術や体力が十分でも、なにを訴えたいか、誰に伝えたいか、演奏すること自体が楽しい!、そういった「(溢れ出してくるような)思い」が無かったら、あまり意味がないとさえ感じています。才能があろうがなかろうが、そうせずにはいられないんだから、ライフワークとしてずっと歌い続けようと腹を決めています。70代、80代になってもまだ歌っていて、午前中歌い疲れてお昼寝したらそのまま起きてこなかったという死に方が最高です…!
イギリスのオーディション番組 Britain's Got Talent に彗星のごとく現れた、スーザン・ボイルさん(Susan Boyle)がかっこよすぎて、憧れます…(*'▽')
No Song, No Life ☆
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