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【作業環境の紹介】エリアを3つに分けたら集中しやすくなりました

はじめましての方ははじめまして。
イラストレーターのじゅーぱちです。

こんな感じの絵を描いています!✨

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突然ですが、最近仕事部屋の作業環境を変えてみたらとても良かったので紹介をしたいと思います。

私は現在独立して4年目で、継ぎ足していく設備や環境のマンネリ化、仕事や勉強をするにあたってちょっとずつストレスがかかっているのに気付いたので、仕事部屋の環境を変えてみることにしました。
自分のイラストや仕事に関する行動を一度ちゃんと考え直してみると大きく3つに分けれたので、作業するエリアを3つに分けてみました。

今まで1つの机で、ざっくり大きく分けると
1 .メール・デザイン制作関係のPC作業
2.イラスト制作
3.勉強や練習

をしていました。

以前の作業環境はこんな感じです。

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もう少しわかりやすい写真を撮っておけばよかったのですが…
以前は横に机を2つ並べて、基本は使う机は1つ。液タブは使わない時は横によけていました。
イラストを描く時はでっかい液タブ(Wacomの24HD)を横から手元に移動させて、PCなどで作業する時はまた液タブを横によけて…、ちょっと本を開いて勉強するにも一つの机で全ての事をするのでなんとなく机が煩雑、そんなこんなしてるとすぐに返信したいメールが来たり、すぐに取り掛かりたいイラストの修正依頼が来たり…。
そのたびに液タブを片付けたりしていました。
作業内容が変わるたびにいちいち片付けてもいられないので、いつの間にか散らかっていたり…。

しかも、ちょっといびつな形の部屋なので、椅子の後ろのスペースが狭くて、カツカツで椅子も満足に後ろにひけない状態でした。

ちなみに隣(手前)に机がありますが、これは妻が隣で何かしようと言うので一緒の机を買ったのですが、「そっちの部屋、陽が当たらないから暗いー」と、4年間ほぼ使わなかった机です(笑)


コの字型にして3つのエリアに分ける

そんな状況がストレスで、思い切って模様替えをしてみました。
これが新しい部屋のレイアウト図です。

模様替えレイアウト-01

作業エリアに入るときの写真

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最初に話しましたように仕事やイラストに関する私の3つの大きな行動として、
1 .メール・デザイン制作関係のPC作業(黄)
2.イラスト制作(青)
3.勉強や練習(緑)

が、あると言いました。
その3つにそのままエリアを分けています。
各エリアに椅子をクルクル回転するだけで移動できるようにしました。


【分けたきっかけ】ミニマムで仕事を外に持っていった時に仕事がとてもはかどった

コワーキングスペースに出かけた時はとても効率良く進められる事が多く、ミニマムで仕事を持って行きそれしかできない環境で仕事をすると事で集中力が増し、とても仕事がはかどりました。

家の中でもそうすることで、外出時までではなくてもより仕事に集中できるのではないかと考えた事がデスクをエリアごとに分けた大きなきっかけの一つです。
今はメールを返したりPCの作業をする時!液タブで絵を描くとき!勉強する時!ラフを考える時!みたいな感じで意識の切り替えがしやすくなりました。
それでも気持ちが切り替えきれない時は、コワーキングスペースとかに行って切り替えれば良いのだと思います。


1 .メール・デザイン制作関係のPC作業をするエリア

各エリアの具体的な紹介です。
レイアウト図で言うと、黄色の部分です。

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これは元々使っていたデスクをそのまま使っていて、正面には蛍光灯の光、白い本箱など、事務所的な雰囲気のエリア。
ここでメールやウェブ、デザイン関係の仕事などをします。
プリンタが少し邪魔ですが、ほかにいい所もないのもありましたが、多少テーブルが狭くても作業重視、最低限のスペースがあればできる仕事なのでプリンタもテーブルに置いています。


2.イラスト制作をするエリア

レイアウト図だと青色の部分です。

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私の仕事のほとんどはイラスト制作で、作業環境を良くする為に昨年液タブをワコムの13HDから24HDに変えました。
その事によってタブレットを大きくする事でイラストの作業自体の効率は上がったのですが、イラスト作業以外の事をする際にいちいち隣をよけるのがとても億劫でした。
また、イラストを描く時、正面にpcのモニターがあることで、SNSを見てしまったり余計な調べ物や関係のないサイトを見てしまうことも多くありました。

その問題を解決する為に、このように液晶タブレットを単独で置いて、正面の壁にはマグネットボードを貼りました。
このマグネットボードに現在進めている案件の資料などをプリントアウトして貼っておくことで、余計なサイトを眺めたりせずに作業に集中できるようになりました。
どうしてもpcで調べ物をしないといけない時は少し不便ですが、モニターは斜め前にも1つ繋げていますので、そちらを見たら十分見ることができます。
脇やプリンタの上にipadを置くことでも十分解消できます。

あとは、メモやブルーライトカットのメガネとか、机の上に置いておくと散らかってしまいがちな物は、マグネットボードにひっかけて机が片付いた状態を維持しやすくしました。


3.勉強や練習をするエリア

レイアウト図だと緑色の部分です。

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このエリアが今回の模様替えの一番重要な部分かもしれません。

PCに向かったり仕事の資料を広げていると、どうしてもそちらに気がいってしまい、勉強や練習に集中できず仕事ばかりしてしまう事が多くあります。

このエリアは今まで一番難しかった気持ちのON/OFFの切り替えができるように意識して作りました。

このエリアは、ほっと一息コーヒーなど飲みながら本を読んだりしたいのでリラックスもできるような空間を意識しています。
調べ物が必要な時はPCではなくiPad を置くようにしています。

練習・勉強、あとはラフを考える時などもこのスペースでするようにしています。

お気に入りのウォールナットのテーブル。
これはヴィンテージエレクターと言う商品で、天然のウォールナットの古材を使用しています。(数量限定の商品のようで、もし興味のある方はお気をつけて)
ウォールナットの色や雰囲気がとても好きでウォールナットの家具に憧れていました。
あまり上品すぎる感じよりも少しラフな雰囲気が理想だったので、とても気に入っています。
ちなみに、液タブを乗せている台もヴィンテージエレクターシリーズという商品で、こちらは天然木ではなく金属なのですがとてもいい感じです。

テーブルの左隣には手作りの本棚を配置しました。
ここにはポーズ集や勉強用の本、画集などを置いています。
下段の細い方は漫画が置いています。
模写や勉強で使う時に、このスペースに移動させておこうかと思っています。

左のマグネットボードには、普段はホワイトボードのシートが貼っていて、やる事などを書き出したりしています。

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本棚はまだ整理途中ですが、ざっとこんな感じでノートなども含めて練習やラフを描く時によく使う本を優先に置いていく予定です。

上下の本棚の間にはスケッチブックを入れておける小さなスペースを作りました。これで以前よりもすぐにスケッチブックを取り出して絵を描くことができます。
スケッチブックは閉じずにそのまま開いて入れておき、すぐに描き始められるようにしておきます。

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ちなみにかなり迷ったのですが上下の本棚の色は違う色にしてみました。
下は濃い目の色でエレクターの脚などの色と合わせて、上は圧迫感が出ないように薄めの色にしています。
色目は統一した方が素敵な空間になるかと思ったのですが、すでにウッドブラインドの色が薄めの木目だったので薄めにしました。でも、やっぱりテイスト自体が変わってしまったので、色は同じにした方が良かったかな〜とか思っています笑。
本棚の手前面にグリーンのファブリックとかを垂らしてもいい雰囲気になりそうです。

素材はシナ合板、上はワトコオイルのナチュラルと、下はワトコオイルのダークウォルナットを塗りました。
合板の断面にオイルで濃淡がついているのが可愛くて好きです。

ペンや鉛筆類は選んですぐに手に取りやすいように、ペン立てではなくトレイに入れています。

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インコ

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この2つのリースはインコが止まる用の遊び場で、行ったり来たりして遊んでいます。
時々中継地点として顔に飛びついてくるので爪がとても痛いです(笑)

もう少しインコにとっても楽しいスペースに改造していきたいなーと思っています。

ちなみにこれは飲料水で水浴びするインコです。
それ、一応飲み水なんですけど…。

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移動型のカートで仮置き場を確保

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このカートはリビングなどでも勉強や練習がしやすいように、道具一式を乗せてまとめて移動できるように買ったカートです。
仕事場での気持ちの切り替えが難しく、勉強やアナログでの模写練などのやる気が出にくくなっていたので、このカートを移動することでリビングを作業スペースにしたりしていました。

iPadやモバイルスタジオ、スタンドや使用する本などが乗っています。
今は入り口を塞ぐような形になっていますが、PCのあるテーブルの右側に置いていて、資料などの仮置き場になっていて、現在も便利に使っています。
作業をするテーブルのほかにちょっとしたサイドテーブルがあると、作業場所が散らかりにくく片付きやすくなります。


こんな感じで仕事部屋の模様替えをしてみましたが、とても効率良くストレスも少なくなりました。

自分の普段していることを棚卸ししてそれをエリアに分けたら、より効率が良くなるかもしれません。

また数年したら飽きたりもしそうですが、その時はまた自分に合ったレイアウトを考えたいと思います!

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ただ、独立前はこうやってダイニングの片隅の幅50cmくらいのスペースで仕事から帰ってきてはイラストを描いていたので、当時に比べたらもっとできて当たり前に環境になったなぁ〜と気が引き締まります笑

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