【読者】「生きがい」を見つけた人
「国民的ベストセラー」というのが
いつの時代にもあります。
フランクル『夜と霧』や
神谷美恵子『生きがいについて』
吉川英治『宮本武蔵』などなど。
「生きがい」という言葉が
一般的に広まったのは、戦後でした。
それまではなかった、というのが
まずビックリさせられますが。
きっかけは『生きがいについて』
という著書がベストセラーになったから。
1966年のことでした。
今は「生きがい」なんて、
まっすぐピュアな言葉は、なんだか
照れくさい位になりましたね。
本当に、言葉