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北陸新幹線開通おめでとうございます。田中角栄元総理の悲願だった日本改造論に基づいた新幹線がついに敦賀に繋がり開通した。後は北海道と四国と九州の一部だ。いみじくも、新幹線の父、島秀雄が、警鐘を唱えた様に、東京と大阪間の新幹線は事業性があるが、他の新幹線開業は在来線の廃線やその他の弊害があるので慎重に検討する必要がある。と述べたのだが、利益誘導型の政治家と陳情型の有権者との利害が一致して日本中に新幹線が張り巡らされた。これはこれで素晴らしいインフラだ。しかし東海、西日本の黒字を除いて他の新幹線は赤字を垂れ流している。話変わって日本は人口比、道路の信号機敷設が、世界一多い。交差点の信号機1セットが1200万円、維持管理費も毎年かかる。市民は地元の市会議員先生に陳情して敷設してもらう。この費用は全て税金からだ。警察も陳情されていたのに信号機を敷設していなかったら事故の時に責められるので義務的に工事を行う。交差点の信号機から新幹線、飛行場に至るまで、この連鎖、事業性検証無く、陳情依存の国民性が、日本を世界一の借金大国にしたとも言える。先般僕は交差点で追突された。半年経過の今も後遺症に苦しんでいる。追突したK君は信号が、赤から緑に変わったので、ブレーキを踏まずに前に車がある事を気にしなかった?との事。保険会社負担とは言え医療費、車の修理代を含め200万円以上の損失だ。過度な信号依存が生んだ事故ともいえる。これは日本人全てに当てはまる。責任回避や他力本願の結果が、独立自尊の精神や感性を蝕んでいると。
僕は僕で、交差点では黄色信号でも突進して来るバカがいるので、左右確認してから信号が青になってから発車する様にしているので全く追突君と逆になって悲劇を生んだ事故ともいえる。

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