見出し画像

神戸市の凋落が止まらない

バブルの時には株式会社神戸市と持て囃されていた神戸市。世界第二位の荷積み量を誇っていた神戸港は今や世界ランクは75位。人口減少が止まらす今や150万人以下。京都、大阪とインバウンド観光客で潤っているが、異人館に異人は興味を示さすインバウンド需要はほとんど無い。頭脳明晰な久本市長は営業センスに欠ける為に神戸市の売り込みはほとんど出来て居ない。翻って神戸市の凋落は阪神淡路大震災から始まった。バブルの勢いで、無謀なポートアイランド、六甲アイランド、西神ニュータウンを作り人口が増え無いのに、町のヘソを4箇所に分散し、三宮での事業から難しくした。
またカリフォルニアのナパバレーのワイナリーのパクりをしてワイン用の葡萄栽培に全くそぐわないシルト地質の土地で葡萄を栽培し、不味い神戸ワインなる代物を販売。
寸足らずで、大型貨物飛行機が離発着する事が出来ない神戸空港を1500億円に近い巨費を投じて建設。赤字を垂れ流している。
実は阪神淡路大震災の前に週刊ダイアモンドで、破綻寸前の神戸市の借金が13000億円あり、神戸市が発注したゼネコンも不良債権を抱えて身動きがとれない。と特集スクープを組んでいた。直接に勃発した阪神淡路大震災によって復興優先になり、今までの乱開発と責任の追及はうやむやになってしまった。丁度、財政破綻した夕張市の様な状態だった訳だ。僕が住んでいた、カリフオルニアのオレンジカウンテイのニューポートビーチは神戸市と同じ様に、思い付きの乱開発がたたって財政破綻して、当時の責任者達は刑務所にぶちこまれた。翻って神戸市は誰もおとがめ無く、現在に至っている。震災から30年たち、自民党の建設関係のドンの裏支援を得て不良債権を圧縮したんだろう。但し、神戸市の負の遺産。ゾーンプランニングが稚拙なポートアイランド、六甲アイランド、西神ニュータウン。赤字の垂れ流しの意味不明のワイン城、フルーツフラワーパーク。
これらは、検証をして断罪して再開発や取り壊しをしてやりなおさなければならない。本来ならば神戸市は財政破綻して負の遺産を断ち切り、未来都市に再出発する必要がある。今やニューポートビーチはアメリカ人のあこがれの高級住宅地としてよみがえっている。
僕の神戸市再生計画 ポートアイランドは全てインダストリアルゾーンにしコンテナヤード、研究所、倉庫、工場等をゾーン分けする。六甲アイランドはリゾート住宅ゾーンにする。コンテナヤードはジェットスキー専用のゲレンデにする。人口ビーチを島の中に運河を作りカヌーやカヤックゲレンデと共にビーチを造る。エグゼクティブゴルフコース、大型のテニスコート、等。出来れば大型のアミューズメントパークを誘致する。ワイン城は土壌にあったポルト等の酒精強化ワイン変更。フルーツフラワーパークは種苗研究所に変更してバイオパークとして再生。世界に通用するものとしては、やはり神戸ビーフ、デザート等のケーキ類。日本最大の神戸牛の観光牧場とバーベキューハウスを西神の三田寄りに開設。観光スポットにする。デザートバークはアンリ・シャルパンティエ、ケーニツヒクローネ、江崎グリコ、等の協力で、砂糖のお城等を作り同時にロックフィールドの協力で、大型の料理学校を開設。
神戸空港は延伸出来れば24時間対応のカーゴエアポートに変更。不可能ならエグゼクティブ用の高級自家用ジェット飛行場に、六甲アイランドにはポルトフイーノの様な大型マリーナを開設。
夕張市は神戸市の縮図 神戸市は日本の縮図 人間は失敗する動物 失敗したら自己批判して再生すれば良い 責任を取る事なく誤魔化すから日本がこんな事になる。いくら給料を上げても根っ子が腐っていては日本の未来は無い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?