いぬ

「犬じゃなくて、ねこ」の理由 -ieji-

犬は嫌いなの?

よく、chátの活動をしているとこんなことを聞かれる。でも決してそんなことは全然なくて、犬も大好き。特に、大学の友達の家にいる柴犬は抜群にかわいい。※ちなみに、一番好きな動物は鹿。

犬は助けないの?

これも別にそういうわけではくて、出来ることなら助けてあげたい。なんでも無限に出来るのであれば、毛皮や食用動物に関わる動物愛護の問題や、貧困問題、難民の問題、いじめの問題、環境問題などなど、全部解決したい。
でもやっぱりひと1人に出来ることは有限で、全部を解決しようと動き出すと、全部中途半端で終わっちゃう。それくらい、難しい問題ばかりなのだ。ほんとに嫌気がさすほど、自分にできることは限られている。悔しい。

肉は食べるの?

これもたまに聞かれる。はい、食べます。
(毛皮は絶対に身に付けない。革製品はHUNTING WORLD。)
もちろん食用動物が置かれている状況は知っているつもりだし、それが善だとは思わない。むしろ、積極的に解決されていくべき問題だと強く思ってる。でも、そこまで感情移入の範囲を広げると、きっと僕のメンタルがキャパオーバーになっちゃう。(最終場面のカミーユみたいになっちゃう)
キャパを超えた僕がねこを救えなくなったら、それこそ本末転倒だから、「食用の殺生」だと割り切って、感謝しながら口にするようにしてる。

だから、関わり方を考えた。

動物は遍く好きだし、人間の都合で彼らに及ぼしている悪影響は取り除くべきだとも思う。でも、そのために動けない現実もある。だからせめて、一食一食に感謝したり、僕の出来ないことを実践してる人を応援することにしている。
このプロジェクトは、このブログで僕が少し話した食用動物の問題を分かりやすく説明しているので、よかったら見てみてください。
※過激な写真は無いので安心してください。

そして、ねこであるわけ。

動物愛護活動などの、いわゆる社会善とされる活動は、正直、ビジネス化が難しい。だから、かなりしんどいし、報われないことだってたくさんある。それでも活動を続けていくためには、見返りを求めずにやらなきゃいけない瞬間があって、がむしゃらになれる「無償の愛」のようなものが必要ってわけ。それを越えた先にビジネス化の道が拓けるから、それはあくまで「投資」でしかないんだけど、まぁ結構しんどいのよ。
chátも同じ。いろんな挫折も恥ずかしい思いもする。でも、ねこのためだから耐えられるし、その逆境をひっくり返せる。どんな労力を割いたって構いやしない。これが僕なりの、ねこに対する「無償の愛」ということで。

最後に、僕が最近もっとも感銘を受けた取り組みをシェアしてお別れです。


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