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#4.エアコン(暖房)の使い方

前回の更新から1週間も空いてしまいました。。
賃貸業界は、いわゆる繁忙期というやつで、毎日帰宅すると、noteを更新する気力もなく寝てしまっていました。

今日は朝から雪で、出勤前に車の雪を降ろすところから始まりました。
まだまだ寒くて春が待ち遠しいです。
さて、今回は、タイトルにもあるエアコンによる暖房についての考察を書いてみたいと思います。

エアコンは、最もポピュラーな冷暖房器具です。
賃貸住宅ではリビングに初めから1台付いているケースが多いので、多くの人が使っているかと思います。
電気代もそこまでかからないので、おすすめです。
しかし、使い方によっては、その効果を十分に生かしきれてないこともあります。
賃貸アパートに限らず、戸建住宅、マンションにも言えることなので、参考にしていただければと思います。

1.エアコンの製造年はいつですか?
これお部屋を借りる前に確認していただきたいポイントの一つだったりします。
一般的にエアコンの耐用年数(問題なく使える想定年数)は10年です。
賃貸住宅には、LDKに1台(場合によっては各部屋に)付いていることが多いのですが、新築時のエアコンがそのまま付いている場合、20年近く前のエアコンが付いていたりすることも。
10年前のエアコンは現行のエアコンより大きく省エネ性能が劣ります。
物件に元から付いているエアコンが10年以上前のものでしたら、ダメもとで管理会社に交換を依頼してみてもいいかもしれません。
「エアコンの効きが悪いので変えてもらえないですか?」と聞いてみると、案外、アパートオーナー様に掛け合って交換してもらえるかもしれません。

2.自動運転モードを効果的に使う
エアコンは設定温度にするまでに一番電気を消費します。
そこで、自動運転を使いましょう。
自動運転にすることで、設定温度に達するまで、風量を強風にしてくれたり、設定温度に近づいたら微風にしたりを自動ですることで、効果的に体感温度を快適にしてくれる機能です。
こまめにつけたり消したりを繰り返すより、自動運転でつけっぱなし、の方が光熱費を安くできたりします。

3.エアコン以外の工夫
エアコン以外の工夫とは、例えば、サーキュレーター。
サーキュレーターを天井に向けて空気の循環を促すと効果的です。
どうしても暖かい空気は上に行き、冷たい空気は下にとどまるので、せっかくエアコンをつけていても人がいる床の辺りは「なんか寒い」状態になってたりします。
あとは、カーテンを厚手のものにする。
窓は、最も断熱効率が落ちる部分です。
住居の外壁には、断熱材が充填されているのですが、当然ながら窓にはそれがありません。
窓が最も結露しやすいのは、外と中の寒暖差が顕著だからです。
ぜひ、カーテンを厚手にしてみてください。
夏も冬も断熱効果が上がります。

4.エアコン以外の暖房を取り入れる
電気ストーブ、セラミックヒーターなどを取り入れてみるのもおすすめです。
エアコンほど広範囲というものではなく、あくまでスポット的に使うスタイルです。
キッチンや洗面所などで部分的に使うといいと思います。
洗面所に置いて、お風呂上がりのヒートショック現象を予防するために使ったり、キッチンで料理中だけ使うがオススメです。
特にヒートショック現象は、高齢者を中心に毎年死者が出るほどリスクがあります。せひ検討してもらえたらと思います。
また、灯油を燃料とした石油ストーブなどがありますが、個人的にあまりオススメしません。
理由としては、空気が汚れる、換気しないといけない、灯油代が高い、結露しやすい、灯油が危ない、灯油の持ち運びが大変、などが挙げられます。

5.定期的にフィルター清掃しよう
これ、やっていない人が多いなーと感じています。
というのも、仕事で退去後のお部屋を確認することが多いのですが、エアコンのフィルターに埃がびっしり!という部屋の多いこと。。。
これでは、暖房効率が下がって当たり前です。
フィルターは簡単に取り外しできるので、月イチくらいで掃除してあげましょう。
プロの業者に依頼すると内部洗浄を1回10,000円くらいでやってくれたりします。
私も依頼したことがあるのですが、洗浄液をエアコン内部にかけたら真っ黒な水が出てきて「こんな空気を毎日吸っていたのか」と戦慄しました。。。
そういえば、一度も掃除してないなあと思ったら、ぜひプロに依頼することをオススメします^^

暖房については以上となります。
早く暖かくなってほしいです。
では!!


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