僕が就活支援をする理由

皆さんこんにちは、ジュンスケです。
このnoteを書き始めて3カ月が過ぎましたが、ここで改めて、なぜ僕が就活支援をするようになったのか、どうやって今の満足のいく仕事に出会えたのか、洗いざらい書き記したいと思います。

働くって何なんでしょうね。
自分にとっての幸福な人生って何なんでしょうね。

就職活動がうまくいかず思い悩んでいる21卒の方も、この先の就活が不安で仕方のない22卒の方も、一度足を止めてご一読ください。
皆さんを応援する、「がんばろう!」と思える内容に書きあがると思います。

「失敗」が育ててくれた、働く意味の大切さ

結論を先に言ってしまえば、新卒入社後の約10年にわたるミスマッチの連続が、今の僕のほとんどを形作ってます。
僕は、新卒入社をした2007年から個人事業主として開業する2017年までの丸10年間をミスマッチの時間として過ごしてきました。

僕の20代は「失敗」の連続だったのです。

でも今はこうして毎日やりがいに満たされながら仕事をしています。
10年間の「失敗」こそが今の人生の大きな肥やしになっていることは間違いありません。
自分が重ねてきた「失敗」から、幸いなことに多くの学びと財産を得ることができました。

帳尻は合う


■“就職活動” ― 自分の実力を過大評価

僕が就職活動をしていた2006年当時は「就職氷河期の末期」と呼ばれた時期でした。
有効求人倍率は1.05倍程度。
就職活動をするには厳しい時代でしたが、団塊の世代が2007年に退職しだすことを見越して多くの企業が採用枠の回復に舵を切った時期で、2008年9月に起きたリーマンショックの影響を思い返せばまだ恵まれた時代だったと思います。
そんな中、僕は旅行会社のJTBに内定します。
今も昔も毎年人気企業ランキングTOP10に入ってくる人気企業です、当然僕も周りも有頂天になりました。
当然のごとく、JTBの内定通知を受諾し僕は就職活動を終了させました。

ただ、これがいけなかった。

就職活動をテクニックでこなしていた僕は、思いもかけず身の丈以上の企業に内定したのです。
「働く」とは何なのか、だれのために働き、自分の役割は何なのかをよく考えないまま、僕は社会人としての生活をスタートさせました。

≪「自分は何がしたくて、何ができて、何をすべきなのか」を考えれば大体のミスマッチは防げる≫

■甘えに甘えた新卒時代

JTB在職時は僕にとってはまさしくブラックな時代でした。
ですが、誤解のないように断っておきたいのは、

JTBはブラック企業ではありません。
僕がJTBを自分にとってのブラック企業に仕立ててしまったのです。

自分の実力をよく理解しないまま社会に出たわけですから、当時の僕は生半可な気持ちで仕事に取り組みました。
ほころびが出だすのもそんなに時間はかかりませんでした。
上手くいかなければ周囲の環境のせいにして、自分の甘えた考えにメスを入れる発想すらしません。
みるみるうちに人間関係は崩壊していき、お客様も離れていきました。
2008年7月25日(金)、忘れもしません。
この日の飲み会の帰り道で散々かばってくれた上司から「もう俺はお前のことを信用も信頼もできないよ」と言われ、翌週の月曜日に退職願を提出、JTBを退職しました。

会社の歯車にはなりたくない
僕は会社の歯車にすらなれなかった

仕事とは他者のためにするもの
社会人になったら相応の責任も負わなければいけない

大切にすべき考えが欠けていた

■ミスマッチの連続の始まり

JTBを退職後、運の悪いことにすぐにリーマンショックが発生します。
これを都合よく解釈し、「転職ができないから」と、僕はフリーターとして自分ができる仕事だけをするようになります。
アパレルやテーマパークの仕事がそれでした。
しかし、JTBを逃げ出してからの自分は何も反省をせず、失敗をした原因を探ることを避けていたため本質的には何ら変わってはいません。
JTBに合格した自分は、いま自分の実力に見合わない現場での仕事をさせられている、と自分の過大評価から抜け出せず、上手くいかない原因をすべて他責の考えてしまい、どこにいっても物事をうまく運ぶことができませんでした。