ツイッターで書いた妄想物語まとめ22

11/15

「僕が発売日に自著が本屋に並んでいるのを見ていつも思うのは、一体どれだけの量の木を切り倒して、これが印刷されたのだろうとか。僕が大して面白くもない小説を書くことが、自然破壊を促してるんじゃないのかとか。そんなことを考えてしまう。だっておそろしい。売れなかった何千冊もの返本が、地球の片隅のどこかの倉庫の隅で、ひっそりと埃をかぶっているところを想像したら、たまらない」
「でも君は書くことをやめられないのだろう?」
「そうさ。悲しいけれど書かずにはいられないから、木の神様、インクの神様、運送用トラックのガソリンの神様に赦しを乞いながらこれからも書く。もしハリーポッターを倒すくらい売れたら、植樹活動を支援する財団でも作ろうかな」
「君は子供のころからそうだった。宝くじが当たったら老人ホームを作って財を成すと」
「それは儲かりそうという子供の浅はかな考えじゃないか」
「植樹財団だって、赦されたいという浅はかな願いだろ」
「違いないね」

(了)
11/28
川崎小説をいつか書いてみたいですね
かつて多摩区に存在していた「向ヶ丘遊園」という小さな遊園地が、21世紀の訪れとともに廃業になり、バブルの香りのするスケートリンクやボーリング場も潰れ、ばら園と、存在しない遊園地の名を冠した小田急線向ヶ丘遊園駅だけが残った
という超エモネタがあります
駅から直通のモノレールがあって、かなり混む幹線道路の上を走ってる=橋脚が道路にガンガンたってる状態で、交通を止めずにどうやって解体したのか気になるところ
Y2K平成レトロノスタルジーみたいなコンテンツにキュンとするタイプなので、遊園廃業と21世紀の黎明みたいなの書きたーい
12/2x

……?(キョロキョロ)
なんだか、12/26がやたら長かった気がする。あれ、つい先ほど12/26 8:59締め切りの原稿を送ったはずなのに、いまは12/27の7:10?
なぜだろう。僕は時間の迷宮に迷い込んでしまったのだろうか。
だって本当に、僕はついさっき、12/26を終えたばかりなんだ!
(了)
1/9
ツイッターの下書きに、何かを書こうとしていた形跡を見つけたのですが、思い出せません
普段の文体と違うので、多分プロローグのポエム部分で、ものすごく暗い話なんだろうなというのは分かります。じゅんすたちゃん、何書こうとしたんだろ
リサイクルできそうもないのでここで供養

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