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第6回スポーツ医学塾    『プライマリ・ケア スポーツ医学の世界と多職種連携』



はじめに

10月3日(日)に第6回スポーツ医学塾が開催されました!
今回のテーマは「プライマリ・ケア スポーツ医学」についてです!🤝🤝
今回講義をしていただく先生は内科医ドクターとして現在も現場でご活躍されている上村公介
先生です!👨‍⚕️

〈講師〉上村公介 先生

名古屋市立大学医学部をご卒業後、内科医として水戸ホーリーホックユースのチームドクターや南葛SCのチームドクターも務められスポーツの現場で現在もご活躍されている先生です👨‍🏫
上村先生ご自身も学生時代にサッカーのプレイヤーとして活動しており、高校時代には全国大会に出場した経験をお持ちです⚽️
プレイヤー時代には鎖骨を骨折したり脳震盪を起こしたりなど重篤な怪我も経験されていたそうです😱
そういったご自身の経験も交えながら今回、講義をしていただきました!🙇


プライマリ・ケアとは

患者の抱える健康問題の大部分に対処でき、かつ継続的なパートナーシップを築くことができ「家族や地域」というコンテクストを理解しながら責任を持って医療を提供することができる臨床科により提供される、総合的でアクセスしやすいことを特徴とするヘルスケアサービスである。

今回の講義で上村先生は「家族や地域」「アスリート」に置き換えてお話をしてくださいました!🏃‍♂️🏃‍♀️

プライマリ・ケア チーム

医師、看護師、トレーナー、理学療法士、栄養士などなど、様々な業種の専門家たちが協力していく、他職種連携をすることでアスリートをサポートしていくことです!🤝🤝🤝


JSIPA

一般社団法人 日本スポーツ外傷・障害予防協会(Japan Sports Injury Prevention Association)とは、我らがスポーツ医学塾 塾長である齋田良知 先生が代表理事を務める団体です!😆
このJSIPAで行われたシンポジウムに上村先生も参加されたとのことで、そこで上村先生は衝撃を受けたそうです😳
興味がある方は是非調べてみてください😉💻


スポーツ医学塾に必要な能力とは?

☆コミュニケーション
☆協力
☆リーダーシップマネジメント
☆※ヘルスアドボカシー
☆研究・教育・学習
☆プロフェッショナリズム
☆文化的認識と尊重
※1患者が自己決定できるように保護し、情報を与え、支えることで関係者間の調整をすること

上村先生は講義の中で上記の7つは基本能力であるとおっしゃっていました🤔
そして、コミュニケーション、協力、リーダーシップの能力を用いて「スポーツ医学にはどんな分野があるのか?」についてグループディスカッションを行いました!!🤲

塾生の感想

継続的なパートナーシップを築く

保健医療学部 3年 佐藤真門 さん

本日のプライマリ・ケアスポーツ医学の世界と多職種連携ついての講義を受けて、

① プライマリ・ケアとは...
② スポーツ医学を学ぶ上で必要な知識とは?
について学んだ。

① 学んだこととして大きく2つある。
患者の抱える健康問題の大部分に対処をすることができること。
継続的なパートナーシップを築くことができ、家族や地域というコンテクストを理解しながら責任を持って医療を提供することができること。
臨床家によって提供されること。
統合的でアクセスしやすいこと。
これらがヘルスケアサービスでありスポーツ医学を学ぶ者にとって必要不可欠なものであると、感じた。

② スポーツ医学を学ぶ上で必要な知識とは、医学的なことだけではなく、リーダーシップ・他職種間での連携・マネジメント・ヘルスアドボカシー・研究教育学習・プロフェッショナリズム・文化的認識と尊重が重要だと学んだ。よってスポーツの現場においても治療など以外にもメンタルヘルスや心理サポート、さらにはチームでの集団行動を管理するための公衆衛生的視点といった包括的なものも考えることのできるセラピストになりたいと思った。

今回の講義を通して、スポーツに関わるということは、専門的な知識だけではなく、他職種間での連携や同じ職場の仲間と協力するためにコミュニケーションを積極的に取ることが大切だと改めて感じた。また、スポーツ医学塾に入塾してスポーツ医学を学びたいという思いをもった仲間たちとディスカッションができ、とても刺激になり、更に知見を深めていきたいと思った。
先生方には貴重な機会を設けていただきありがとうございました。
またいつも、僕らのために企画運営をしてくださっている齋田先生、鈴木先生、相馬先生ありがとうございます。

学部を超えた横の繋がり

保健医療学部 3年 吉澤拓海 さん

本日のプライマリ・ケアスポーツ医学の世界と多職種連携ついての講義を受けて、

グループディスカッションで今まで体験したスポーツの医学的問題について学んだ。

今回の講義では、グループディスカッションがあり、今まで体験したスポーツの医学的問題について話し合った。スポーツ外傷、障害がおこりそれによりストレスが出てきた経験などがグループ内で意見が出ていた。このように、一つのテーマでグループディスカッションをしたことで、他の学部の塾生の意見を聞くことができ、いろいろな視点からのアイデアに驚かされることもあった。学部を超えた横の繋がりができたことはとても嬉しいことであり、今後も大切にしていきたいと思う。

スポーツ医学塾に入塾できたことで、大変貴重なお話しが聞けているので、とても勉強になります。
齋田先生をはじめ事務局の先生方いつもありがとうございます。

よりポジティブな結果をもたらす

保健医療学部 2年 北川茉莉子 さん

本日、上村先生の講義を受けて。

上村先生が講義の中で、齋田先生が「医師にできる予防的なことなんて、かなり少ない」ということを言っていたのが印象的だったとおっしゃっていました。しかし、これはどの役職にも当てはまることだと思いました。
トレーナーという職種も、怪我をしてからのケアやリハビリという印象が強いと思います。しかし、栄養指導やストレッチ・筋肉トレーニング、日常的なケアの指導など携わり方によっては予防することも可能だと考えています。
私は将来、理学療法士を取得しトレーナーとして働くことを夢見ています。トレーナー1人だけではサポートできることに限界がありますが、それぞれの職種の人がそれぞれの領域で連携をとることでアスリートにとってよりポジティブな結果をもたらすことができるのではないかと感じました。

他職種の方々と連携をとっていくために、自分の専門分野以外の知識をつけることが相手との連携を容易にすると私は考えます。
今後は理学療法士の勉強だけでなく、栄養やメンタルについての勉強もしていきたいと思います。

最後に、今回講義をしていただいた上村公介先生に感謝申し上げます。内容の濃い素敵な講義をありがとうございました。

最後に

今回の講義では上村先生が実際に選手時代に経験したことについてもお話をいただき、プライマリ・ケア チームについてより興味を惹く内容だったとともに周りのサポートがどれだけ大事かということについてとても考えさせられる講義だったと思います🤔

さて!次回のスポーツ医学塾はオンライン・オフライン両方で行われるハイブリット講義になります!
3名の講師の方を迎えての講義になります👨‍⚕️👨‍⚕️🧑‍⚕️
お楽しみに!🙆‍♂️

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