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愛しのシュークリーム
シュークリームが食べたい。
シュークリームが食べたい。
ジャンボでなくて十分。
一口頬張り、口腔内をとろとろクリームで満たすのだ。
そして口端から溢れ出るクリームを確実に掬い上げる。
下品はいけない。
程よい行儀作法を大切に。
でもシュークリームに身を委ねる気概は必要。
豊かな時間を過ごすため、シュークリームという絶対者の僕となる。
抗わない。抗えない。
そこがいいのよ。
嗚呼、シュークリームが食べたい。
妻が倒れてから、感情を言葉にすることの大切さを実感している。拙くても不器用でも、妻への思いは送り続けたい。