耳が良いって良いですね。

我がバンドの"ウルトラ寿司ふぁいやー"の練習の帰り道。

ギタリスト加部さんがマイカーで僕とマジキチ君をお家に送ってくれるというパターンが良くある今日このごろ。加部さんが運転席、マジキチ君が助手席、Jぺい後部座席という配置がお約束で、車に乗ると決まって加部さんが

「なんか流してよ」

といい、僕かマジキチくんがカーオーディオとスマホをBluetooth接続し適当に思い思いの音楽をかけて、あーだこーだ言いながら帰る。 

そんな時、後部座席から二人を見ていて、そして会話を聞いて居て思うのは音楽を聞く耳というのが如何に大事なものかということ。

この2人というのは、僕が今まで出会った人間の中でも飛び切り音楽的な感性や実力が凄い人間なのだけど、そいつらが曲を聞いて話すことは、やっぱり僕とは全然レベルが違う。

「コード進行がこう動くのがいいですね」
「ここのコードがメッチャおしゃれ」
「この楽器のこのフレーズがほにゃららら」

音楽ができる人は1回曲を聞くだけで、こんなにたくさんのことを受け取ってるんだ。。。と後ろから1人感心してしまうことが多い。

感受性を鍛える必要性

これだけたくさんのことを感じられる2人だからこそ、音楽に対するストックや技量が自ずと高まっていくのは納得できる。

もちろん2人だって最初から、そうだったわけではないだろうし、そうなるための感覚と理論の裏付け等もしてった上での今だと思うんだけどね。

音楽に関わらず、これってすごく大事だなと思った。

絵を見て何かを感じるには、技法や歴史に詳しくなる必要はあるかもしれないし。

やっぱそう考えると、安西先生の言う通り基礎をすっ飛ばすとその後の成長のスピードは遅いし、限界も割と近くなってしまうのかな、なんて思うね。

今更だけど、自分も少しでも巻き返せるようにイヤートレーニングに通いはじめたりしているJぺいでした。


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