日本酒って何なの?③
お久しぶりです。
ちょっと体調崩したり、仕事再開したりで
だいぶ間が空いてしまいました。
今日も日本酒呑んで、ほろ酔い じゅんぺーです。
それでは早速日本酒の造られ方について行きましょう!
*家で絶対造っちゃダメだよ!
1,精米
まずは仕入れたお米を研きます。
お米は玄米の状態で入ってきますので、白米の状態に。
そして、さらに研き込んで行きます。
お米の余分な タンパク質や脂質が美味しいお酒には
ジャマなんですよね。
雑味になるので。
ちなみに、お酒を造るお米と食べるお米は違います
上記の通り、お酒はお米を研き込みますので食米だと崩れちゃうんです。
こんな感じです。
一般的には65%精米ぐらいでしょうか。
この精米率でお酒の種類が変わります。
2,浸漬(しんせき)
研いたお米を、水に漬け込みます。
適度にお米に水を吸わせないといけませんからね。
3,蒸し
適度に水を吸わせたお米を蒸します。
蒸すことによってお米を殺菌したり、デンプン質を糖分に変
化させます。
糖分がないと、アルコール発酵してくれませんからね。
蒸したお米は、用途が3つに分かれます。
※1 麹(こうじ)…蒸したお米に、麹菌をふりかけて
お米に定着させます。
これをね、製麹(せいきく)なんて呼びます
※2酒母(しゅぼ)…麹と水を合わせた物に酵母菌と乳酸菌
蒸し米を加えて強力な酵母に仕上げます。
お酒造りは常に雑菌との戦いだからね
強力な、お母さんが必要なんです。
※仕込み用…これは単に仕込みに使うだけですw
4,仕込み
上記の 麹、酒母、蒸米と仕込み水を仕込み用の樽やタンクに
3回に分けて入れていきます。
3段仕込みなんて言いますね。
これが醪(もろみ)なんて呼ばれてるやつです。
因みに澤乃井には、これを5回に分ける五段仕込みなんてのがあります。
で醪の発酵が落ち着くまで置いておきます。
発酵が落ち着いたら搾っていきます。
あ、この搾らないでそのまま飲むのが「どぶろぐ」ってやつです。
5,上槽(じょうそう)
どぶろぐ状態の醪を上槽機っていうのを使って搾ります。
こんな機械です。
この白い蛇腹部分に醪を入れて
ぎゅ~っと搾ります。
搾って出来上がるのが
清酒
と
酒粕
です。
この時点でお酒のアルコール度数は17~20度ぐらいです。
ちょっとここは、お酒の酒類によって度数に差があります。
でこの状態で瓶詰めして売られるのが
「無濾過(むろか)生原酒」って言われるお酒。
度数が高く、旨味の濃いお酒です。
まだ酵母菌が生きて大量に入ってるので、
発酵が続いていて、微炭酸みたいにピリピリ感じます。
長く保管が出来ないので、
新酒を造っている時期(10月~3月頃)
しか買えないお酒です。
基本的なお酒の造られ方は、ここまで です。
ま~細かく言えば、この後
加水 とか 火入れとか有りますけど
今日はここまで!
では、次回!
またね!
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