AI✕Web3の本の執筆に実際に使ったプロンプトを紹介:ChatGPTで世界を開拓するためのプロンプト活用術
はじめに
今回は、
7月21日発売予定の「AI×Web3の未来 光と闇が次世代の実業に変わるとき」(エムディエヌコーポレーション)を書くときに実際に使ったプロンプトをご紹介いたします。
本のあらすじ
本書では、プロンプトの活用手法や注意点についても触れています。ここでは本書には載っていない執筆の際に実際に使ったプロンプトを公開します。記事や本の執筆などに応用するために皆様の参考になればと思います。*本の内容ネタバレありです。今回ChatGPTに何回も編集を依頼したものはありますが出力の8割くらいの文章が使えた印象です。
ChatGPTは、適切な指示を与えることで読みやすい文章を生成してくれますが、時に意図と異なる表現が含まれることもあります。そのため、文章の修正や編集が必要となることがあります。ですが、ChatGPTは文章の作成能力を代替してくれる一方で、読解力や理解力は依然として必要です。私のように、伝えるべき知識を持っているが文章表現に苦労している方にとっては、ChatGPTは非常に有用なツールとなるでしょう。ChatGPTを活用することで、自身の文章能力の向上に役立つだけでなく、知識を効果的に伝えることができます。このように、ChatGPTは文書作成における強力なツールとなります。正確かつ魅力的な文章を作成するためには、自身の能力を活かし、ChatGPTとうまくコミュニケーションをする必要があります。
各セクションを書くために実際に使ったプロンプトのご紹介
チューリングテスト
チューリングテストがいつクリアできるかという問題は、AI技術の進歩を考える上で興味深いトピックです。チューリングテストとは、人工知能が人間と見分けがつかないほど自然な会話ができるかどうかを試す試験で、これをクリアすることがAI技術の重要なマイルストーンとされています。
現在のAI技術、特にChatGPTの進歩は目覚ましく、年内または来年にはチューリングテストをパスできるという見通しが立っています。しかし、ChatGPTのレベルがあまりにも高いため、逆に人間としての自然さが欠けてしまっているという指摘もあります。そのため、チューリングテストに合格するためには、人間らしい会話をする技術をさらに向上させる必要があるかもしれません。これには、人間のように誤りや迷いを含むような会話を再現することが求められるでしょう。
チューリングテストがこれまでよりも早くクリアできる可能性が高まっている背景には、トランスフォーマーというAI技術が大きく関与しています。トランスフォーマーは、テキストデータを高速かつ効率的に処理することができるアーキテクチャで、AI技術の進化を加速させています。
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