Redmine Advent Calendar 2021 サンタさんになりませんか?

今年の note 初投稿です。

これは Redmine Advent Calendar 2021 の 24 日目の記事です。

あっという間にクリスマスイブを迎えてしまいました。みなさんはこの 1 年いかがでしたでしょうか? 良い子で過ごしていたら、きっとサンタさんがプレゼントを届けてくれるはずです。みなさんの場合は、プレゼントを届けるサンタさんの役回りを担う側の方が多いかもですね。

で、雑な前振りから強引な本題ですが、Redmine 界隈で良い子にしていたのは誰なのかなあって考えたときに、それって Redmine というソフトウェアに対して貢献した開発者たちも含まれるんじゃないかなと思ったわけなのです。僕たち Redmine の利用者は、開発者たちの素晴らしいアウトプットがあるからこそ様々な恩恵を受けられているわけですから、これはもう間違いなく開発者の皆さんは良い子にしていたと言えるはずです。そうなったらもう僕たちがサンタさんになってプレゼントを届けるっきゃないですよね!さあ、早速届けにいきましょう! …え? 何をどうすればいいかわからないって?!大丈夫です。誰にでもできます。今回は、その方法をいくつか紹介します。

まずはプレゼントを贈りたい人を探しましょう。利用者の皆さんにとっては、ひょっとすると Redmine 本体の開発に携わってる方々のことはあまりピンとこないかもしれないですが、プラグインやテーマの開発者は思いつくんじゃないかと思います。作者名やプラグイン/テーマ名で検索すると、Redmine 本家のプラグイン/テーマのページだったりソースコードが管理されている GitHub のページが見つかると思います。

まずは、そこで「いいね」や「高評価」をつけましょう。

GitHub のリポジトリの場合は Star をつけます。

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Redmine のプラグインページであれば User rating に高評価をつけます。

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開発者にとって「いいね」や「高評価」が得られると、自分のアウトプットが世の中に認められたと感じられるもので、きっと喜ばれると思います。僕もプログラマの端くれですが、やはり評価されると嬉しいものです。

それだけではなく、エンジニア界隈のごく一部には GitHub の Star の数でしか開発者の力量を評価できないような愚者が幅を利かせているような地獄絵図も存在しなくはないのです。Redmine に多大な貢献をしてくれている開発者たちがそんな愚者どもに虐げられているなんて嫌ですよね。エンジニア界隈とは無縁な方でも、Star の重要性は伝わるんじゃないでしょうか。

ここまでのことは Redmine 本家や GitHub にアカウントをつくれば誰でもできます。え?英語で書かれているからアカウントの作り方がわからない?  大丈夫です。Redmine を使いこなせるくらいの皆さんならアカウントを作るくらい簡単です。「無理」というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。感謝する気がないから無理になるんですよ。本当に感謝したいという気持ちで胸がいっぱいなら、たとえそれが肉焦がし骨焼く鉄板の上でもっ…感謝の気持ちが示せるはずです。

他にもプレゼントする方法があります。それはお金です。誠意とは言葉ではなく金額…というのは冗談ですが、価値のあるものに対価を払うのは自然なことだと思います。Redmine はオープンソースで、プラグインやテーマもオープンソースとして公開されている方がほとんどですので、直接お金を払う場面はないかもですが、間接的にお金を払えるケースもあります。

たとえば、開発者の方によっては note や Zenn などで有料の記事を掲載している場合もあるかもしれません。その内容が自分にとって役に立ちそうだと思えば購読してみるのもよいです。もしくは、GitHub で Sponsor を募集しているケースもありますのでスポンサードするのもよいです。もちろんお金が絡む話ですので強制するものではないとは思っていますが、ちょっとコーヒーでも奢ろうかくらいの気持ちで寄付や購読をやってみるのもいいんじゃないかなと思います。

お金なんてやらしい話…と思う方もいるかもしれませんが、じゃあ開発者は食べ物がなくても「感動」を食べるだけで生きていける…のかというと、決してそんなことはないはずです。開発者にとってプラグインやテーマを公開する最初の動機は善意や自己実現のためかもしれないですが、それを利用者へのサポートをしながら長く維持管理していくとなると最初の動機だけではどうにもならない部分も出てきます。厳しい環境に晒される中で、金銭的なサポートが少しくらいあってもよいと思います。僕個人としては、日本は特に清貧を良しとする風潮が強いと感じていますが、それはおかしくて、清い者ほど富むべきだろうと考えています。

こんな汚らしい話もしつつですが、やっぱり何より一番のプレゼントは開発者のみなさんに感謝の言葉を届けることだと思います。僕も恥ずかしがりなのでなかなか言葉にしてお伝えすることができないのですが、ちょっと勇気を出して言葉にしてみるのはどうでしょうか。

「Redmine を良くしてくれてありがとうございます。おかげで僕たちは Redmine を活用して自分たちの働き方を良くすることができてます」

たとえばこんな感じで。もちろん、みなさんそれぞれが持つ言葉でお伝えするのがより良いと思います。

煽り口調を挟みながら偉そうに語ってる僕も、はっきり言ってしまうと、自分の身の回りにある便利な無償のものに対して、それが当たり前だと思ってタダ乗りしていることは多いですし、そのすべてに対して感謝と対価を出せるかと言われると正直なところ無理だと思っています。

それでも、そういう現実があったとしても、せめて自分の身の回りの気づくところくらいには感謝の気持ちが届けられたら何か変わるんじゃないかなと淡い期待を抱いています。そして、皆さんも同じようにそれぞれの身の回りで感謝を届けられたなら、きっと世界は少し優しくなるんじゃないかなと思っています。1 人だけが頑張ったって変わらない世界でも、みんなが少しだけでも行動を変えることで大きく変化する可能性を信じたいです。

そしてこれからも Redmine 界隈が発展していくことを願っています。

どうでしょう? サンタさんになってみたくなりましたでしょうか。少しでも感謝のプレゼントが届けてみたいと思っていただけたら、この記事を書いた甲斐はあったのかもです。

メリークリスマス!

ps. ギリギリの投稿になって、しかも読みづらい文章になってしまって申し訳ありません。いわゆるお気持ち系の記事なのですが、なんとも手がつけづらく締切駆動の力を借りて勢い任せじゃないと書けなかったです…


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