#19 学級会 × 通信のタイトル
4月の初めに、学級会のオリエンテーションを行なっています。
学級会のオリエンテーションでは、主に
・何のために実践するのか
・実践した結果どうなるのか
・どんなことができるのか
・誰が何をするのか
・どのように議題を集めるのか
などを事前の活動についてプレゼンで説明します。
その後、実際に話合いをしながら、本時での流れを確認します。
そして、事後では、全員で準備、実践、振り返ることで、一連の活動が、学級活動の時間であることを説明します。
ここ数年は、オリエンテーションで学級通信のタイトルを話し合うようにしています。
初任の頃の苦い思い出
新年度がスタートしてから、学級通信のタイトルを未定にしています。
初任の頃の苦い思い出があるからです。
初任のときは、3年生を担任していました。
この年のタイトルがあまひ浸透しませんでした。
前年までの2年間、どうも同じタイトルの通信が続いていたようです。
そのため、いつまでも
「(2年生時の通信名)を無くしたので下さい。」
「(2年生時の通信名)に書いてある体育は何をするんですか。」
など、多くの子が昔のタイトルが抜けていない様子でした。
そして何より、私自身の思いだけで、通信名を考えていたこと、タイトルがこだわりすぎたことも原因でした。
先輩からもタイトルの意味が分からないと言われる始末…
それから、子どもたちに愛着を持ってもらうために、話し合って決めようと試行錯誤を始めました。
タイトル未定からスタート
最初の数回は、タイトルは未定で、子どもたちと話し合って決めるということを記載しています。
子どもたちから決めたいという話が出たところで、上記のようにオリエンテーションを通して合意形成を図ります。
今までの経験から、自分たちで決めたタイトルの方が、愛着があるようです。
今年度、再度受け持つ学年の子たちが、以前の学級通信のタイトルも覚えてくれていて、嬉しく思っています。
名は体を表す
これまで、タイトルを「きずな」や「仲間」、四字熟語にしたこともあります。
どんな学級にしたいか、子どもたちと私の願いが通信のタイトルに込めて合意形成を図ります。
通信のタイトルをそのまま学級目標にしたこともあります。
名は体を表すではないですが、タイトルのような学級をみんなで目指します。
今年もです!
ちなみに、偶然ですが、私の大好きなB'zの曲名と同じになっています!
今年も学級独自の文化を創っていくための第一歩を踏み出せたと思います。
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