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絵画の楽しみ方教えます。その6-1

初めに
さて、「絵画の楽しみ方教えます。」シリーズですが、早くも「その6」を迎えました。若干、粗製濫造という陰口も聞こえてきそうですが・・(笑)
 そんなこと気にせずに前進あるのみで頑張ります。
 今回はレオナルド・ダ・ヴィンチ主要作品「最後の晩餐」「受胎告知」「岩窟の聖母」「モナ・リザ」「キリストの洗礼」の内、残る作品「キリストの洗礼」を取り上げたいと思います。この絵画について書き終えれば、必須科目は終わり、後は自由課題で他の画家の絵を、修得した手法で解読いていけば良いので少し気楽になります。
 「モナ・リザ」については新規解明内容もありますので正式には「その7」でモナ・リザを再登場させたいと考えています。「そんな先のことは良いから早く始めろ。」と言われそうなので始めることにいたします(笑)
 いつもの様にレオナルド・ダ・ヴィンチの前に何か挟んで始めたいと思います。何にしましょうか。
人気のヴィンセント・ヴァン・ゴッホで行こうかな。
では最後までお付き合いください。

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
麦を束ねる女

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ゴッホ「麦を束ねる女」1889年9月、サン=レミ


「ゴッホの麦を束ねる女」です。題名などどうでも良いと思います。現に今、題名を調べたのですが、はじめ面倒なので私はこの絵の題名を「藁(わら)を束ねる人」と勝手に考えて書こうとしました。当たらずといえども遠からじ・・でした(笑)これはゴッホがミレー『野良仕事』のスケッチ、1852年を模写したものです。

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ここで、ゴッホについてグダグダ説明するつもりはありません。ミレーについても同様です。私の書きたいところはそこではありません。ゴッホがミレーの絵に感銘を受けて模写したと皆さんは思っていると思いますが、私はそう思っていません。これはゴッホの添削だと思っているのです。ミレーに対して添削をしているのです。この件に関しさらに想像を膨らさせた小説を私は書いています。「ゴッホの青い手紙」です。もしよろしかったらそれを読んでください。ペンネームは「白井亦久人」です。キンドルで売っています。宣伝していますね(笑)そんなことは良いとして話を進めていきましょう。
 皆さんはゴッホと言えば、耳切事件、片思いの人に会わせろと蠟燭に手をかざしたとか、自殺したとか狂気の画家とか情熱の画家だとかその様なイメージがあるのではないでしょうか?私はあまり興味がないのです。興味を持ったのは彼がグーピル商会で写真複製主任だった事です。あまり知られていないですし、取り上げられていません。彼は当時の写真のプロだったのです。これから説明する内容はそのことと関わりがあると私は思うのです。

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続く・・

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