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絵画の楽しみ方教えます。 その3-11

さて、さて、もしこれが本当だとしたらどうでしょうか?12使徒以外にもう一人いることになってしまいます。キリストと13人の使徒になってしまいます。
 私としては一人増えたとしても問題はないのですが、キリスト教の特にカトリックの観点からすればこれは由々しき問題なのかもしれません。私の推測ですが、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐は完成当時この腕の部分がもっと、誤解を生むように絶妙に描かれていたのではないかと思います。それに気づいた教会側は修復の名のもとにペトロの手の様に描きなおしたのではないでしょうか?考えすぎかな?
 NHKのペトロの右手問題とはこれだったのではないでしょうか?ある意味ではテレビの力を借りてでも1970年代頃のバチカンは、ペトロの右手ということにしてしまいたかったのではないでしょうか。「世界万民にそう思いこませたかった。」とすれば合点がいきます。邪推かもしれませんが,最後の晩餐の独占取材の引き換えに、このペトロの右手問題は解決し「ペトロの右手であった。」と強調してくれと、教会側から交換条件を提示された可能性があると思うのです。証拠はないです。もしそうだとしても時効ですから、NHKさん安心してくださいませ。


 でも、そう考えると私はヤバイ世界に入り込んでしまったのかもしれませんね。命が狙われる。暗殺される。怖い~~~。
助けてくれ。(知るか!!)
さて、私の命は良いとして。(良くはない!!)
 ペトロの抑え込んでいる人物はいったい誰なのでしょう。キリストの話を聞いて、すぐにナイフを抜いて暴れるということは、かなり短気な気性の人物の様です。
「この中に私を裏切った者がいる。」というキリストの言葉を聞いた途端、暴れだすんですからねぇ。
 私なりに調べた結果、考えられる人物としてはヨハネが最有力候補です。
 ではヨハネとはいったいどんな人物だったのでしょう。案外その性格は知られていないのではないでしょうか。

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