絵画の楽しみ方教えます。 その3-7

何となくだけど,レオナルド・ダ・ヴィンチさん、後世無茶苦茶いじくり回されるのを知っていたのかもね（笑）
  ただ20世紀の修復については私も個人的に思い出があるんですよ。大した思い出ではないですが、確かNHKの「ハイビジョンで甦る最後の晩餐」という番組を見た記憶があります。記憶力の全くない私ですが、なぜか憶えています。今もユーチューブで検索すれば在るのかもしれません。読者へのサービスの為、調べちゃおうかしら。
NHK_最後の晩餐_The Last Supper
ありました。ありました。昔の貴重映像。時間があったら見てください。ナレーター「加賀美のさっちゃん」かな？
知り合いじゃないけど（笑）
　なぜかその時、ナレーターが「これでペトロの右手問題も解決した。」と言う言葉を記憶しているんですよ。しかも番組中、2回もペトロの右手問題について「これでペトロの右手問題も解決した。」と繰り返していたので、なぜか記憶に残っているんです。つまらないことは憶えています（笑）　　　
　逆に2回も繰り返すと勘ぐってしまう私の性格なのです。ペトロの右手問題とはかなり大きな問題で、それがこの番組で解決したとばかりに印象付けようとしていたので逆に違和感を覚えた記憶があります。反面、ペトロの右手問題とは何か？については、あまり具体的に述べていなかった記憶があります。
　まぁ、その頃は美術にもそれほど興味もなく忘れていたつもりでしたが、今回、再度レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐を見直したとき、やはりこの手首は何かおかしい気がしました。通常の解釈では、ペトロが逆さ手でナイフを持っていることになっているそうです。
「逆さ手」って！！「あんた、それなにさ！！」（笑）