絵画の楽しみ方教えます。 その4-5
ノーマンロックウェルは、特にレオナルド・ダ・ヴィンチの影響を受けたと感じるのです。その理由としては「その2」で紹介しました曖昧な足です。あれは多分,レオナルド・ダ・ヴィンチの聖アンナと聖母子と聖ヨハネの影響を受けていると思うのです。
ただ、「女性器の形」と言うと変な言い方ですがアンギアーリの戦いと何となく感じが似ているので、もしかしたら、ルーベンスの模写と言われるアンギアーリの戦いを見て影響を受けた可能性もあるかもしれません。発見したのは私だけでなかったようですね(笑)
この本は学術的なものを求めているわけではなく、あくまでも絵画の楽しみ方を追求するのが目的ですので貴方も古典の絵画を観るときに密かに見つけ出すのもマニアックな楽しみ方で良いかもしれません(笑)
他人には言えませんが・・
最後にもうひとつロックウェルがレオナルド・ダ・ヴィンチの影響を受けたと思われる個所があるのです。それはこの部分です。
なんだ、只の膝でしょうと思うでしょうが、私はすごく思い出があるのです。今から何年前でしょうか、例の「最後の晩餐」の謎解明が暗礁に乗り上げていた頃、たまたま小旅行に行きました。昼食を取ろうとファミリーレストランに入ると、このダイアリーが壁にかけてありました。その時、私はハッとしたのです。最後の晩餐の大ヤコブが見えたのです。あの少女の膝の中に、です。
見えませんか?
私はノイローゼ気味だったのでしょうか?
でも、このような見方も楽しいじゃありませんか?絵画の見方は自由と言いながら、私の見方を披露すれば眉を顰める人も結構居ます。(本当はほとんど)それは仕方ないことです。我が道を行くしかないです。芸術とは高尚なものだと思う人は自分を着飾る玩具にしているような気がしちゃうのですよね。めげずに頑張ります(笑)
いかがでしたか?
肩の凝りと胃もたれは治りましたか?それでは、レオナルド・ダ・ヴィンチの再登場としましょうか?受胎告知です。
続く・・
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