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絵画の楽しみ方教えます。 その3-14

・アンギアーリの戦いは500年の扉の鍵
ウィキペディアによると
『アンギアーリの戦い』(伊:Battaglia di Anghiari)は、イタリア・フィレンツェのフィレンツェ政庁舎(ヴェッキオ宮殿)大会議室(五百人大広間)に、レオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた壁画。今も現存しているのではないか、と多くの研究者から推定されている。その中心部分はフランス・パリのルーヴル美術館にあるピーテル・パウル・ルーベンスの模写によって広く知られている。1603年にルーベンスが『アンギアーリの戦い』の模写を描いた時はレオナルド・ダ・ヴィンチの壁画は失われていたので、1558年のロレンツォ・ツァッキア(Lorenzo Zacchia)による版画を元にしている。

私が見つけた絵はこのルーベンスが模写したことになっているこの絵です。ルーベンスが模写したことになっているというところに棘がありますでしょう。刺さったままにしておきましょう。(笑)
それがこの絵です。

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『アンギアーリの戦い』1603年ピーテル・パウル・ルーベンス 
ルーヴル美術館

 この絵を発見した時点ではルーベンスが模写したものと私も思っていました。この時点では模写であろうとなかろうとあまり関係はない事柄だと思っていました。私の探し求めていたものは、あのペテロと同じ逆さ手の描写だけだったのです。

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続く・・


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