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最後の晩餐の違和感

最後の晩餐の違和感1
ヨハネだが若い男性ということになっているそうだ。どう見ても女性に見える。この人物を男性と思うことの方に無理がありそうだ。

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最後の晩餐の違和感2 
    
人間の手首はこんなに曲がるのだろうか?率直な感想だった。

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上が修復後 下が修復前だそうだ。16世紀から19世紀にかけて5回修復が行われているそうである。20世紀に入り1977年から1999年約20年間をかけて大規模な修復も行われたそうだ。この関連に興味のある方はウィキペディアなどで調べていただければ細かく掲載されている。 

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 ただ20世紀の修復については私も個人的に思い出がある。大した思い出ではないが、確かNHKの「ハイビジョンで甦る最後の晩餐」という番組を見た記憶がる。

 なぜかその時、ナレーターが「これでペトロの右手問題も解決した。」と言う言葉を記憶している。しかも番組中2回もペトロの右手問題について「これでペトロの右手問題も解決した」と繰り返していたのでなぜか記憶に残っている。

 2回も繰り返すと逆に勘ぐってしまう私の性格なのだ。ペトロの右手問題とはかなり大きな問題で、それがこの番組で解決したとばかりに印象付けようとしていたので逆に違和感を覚えた記憶がある。

 反面、ではペトロの右手問題とは何か?については、あまり具体的に述べていなかった記憶がある。


 まぁ、その頃は美術にも興味もなく忘れていたつもりだったが、今回、再度レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐を見直したとき、やはりこの手首は何かおかしい気がした。通常の解釈では、ペトロが逆さ手でナイフを持っていることになっているそうだ。

続く・・


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