見出し画像

絵画の楽しみ方教えます。 その7-2

モナ・リザの右腕の隠し文字

画像1

画像2

 私は、絵画の楽しみ方教えますその2で書きましたが、青春時代、画家を志し多少絵画との縁もありました。しかしその後、人生の大半を美術とは無縁の平凡な会社員として生きてきました。定年退職時、何か少しくらいは教養を身に着けようと思いましたが、所詮、死を待つだけの残りの人生「いわゆる老後」という観点で何かを求めていた程度でした。読書もほとんどしない人間でしたし、多少本も購入し読んでは見たもののあまり気が進まない日々が続いていました。

 そんな時、またたま昔を思い出し、有名な絵でも観てみるか程度で西洋絵画を観始めました。とはいっても何を見たら良いものか?まぁ、有名と言えばモナ・リザかな?程度でウェブを検索しました。モナ・リザと言えばルーブル美術館に展示されているくらいは知っていましたので、ルーブルのホームページにたどり着いたわけです。少しオーバーかもしれませんが、そこで決定的な人生の転換期を迎えるわけです。


 最近再びルーブルのホームページを訪れましたが、「ルーペで観る世界の名画」と言う企画はなくなっていました。4年近く前はその企画があったのです。私は何気なく拡大してモナ・リザを楽しみました。そして例の文字を発見したのです。その経緯については、「その2」をお読みください。私は正直言ってレオナルド・ダ・ヴィンチの絵をさほど好きではありませんでした。熱烈なファンでもありませんでした。万能の天才と言われていますが、そんなことに興味はなかったのです。なのに、その文字の発見に心躍り興奮したのです。英語は元よりイタリア語ラテン語など私は全く知りません。しかもレオナルド・ダ・ヴィンチは逆さ文字、鏡文字で有名です。解読を試みましたが、私は解読を半ば諦めて放置していました。読めなくとも私はこの文字がレオナルド・ダ・ヴィンチのからの招待状だと信じたのです。今までの1~6で書き記したようなレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の謎解きに没頭出来たわけです。

続く・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?