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天体の時間軸 後半

前半の続きです。

月〜太陽までは、
「自分とは何か?」を問いかけて、
自分を作り上げていく時間軸でしたが、
火星〜木星は、
社会的な活動をする時に、
使う時間軸です。

まず、火星ですが、
火星は約2年でホロスコープ一周します。

火星というのは、
何かに熱意を傾ける時に使う天体です。
これはどういう事かというと、
何かひとつの事に、
熱意を持って、集中して取り組む時間軸

と、いう事になります。
なので、約2年間、
集中して熱意を傾けてきた事というのは、
専門家とまではいかなくても、
ある程度の専門知識と技能を持てるまでになる、
という事かもしれません。

例えば、
金星も好きでやる事ですが、
金星の公転期間は225日の1年未満なので、
金星の意識を使ってやっていたような事は、
身につくというところまでは行かず、
ただの一過性のブームで終わるようです。

しかし、
火星の意識を使って取り組んだ事は、
そう簡単に自分の中から無くなるものではないので、
何かを身につけたい時には、
火星を使うのがポイントです。

次に木星ですが、
木星というのは、
「発展、拡大」させる天体です。

そして、
寛容さ、援助なども木星の性質です。
木星のところに持っていくと何でも、
「いいよ、いいよ〜」
と受け入れて、否定しない。
そんな惑星が木星です。
だから、それが悪い事だったとしても、
「いいよ、いいよ〜!」と広げられてしまうので
手放しでラッキースターとも
言い切れないケースも、、。

で、この、
「いいよ、いいよ〜」と、
世の中のある程度の事を受け入れられる器になるのが、
木星がホロスコープを一周する期間、
すなわち12年ほどかかるということ。

要は「善の意識が育つ期間」が木星の時間軸。
ですが、12年経ったからと言って、
すべてを受け入れられる器に
なる訳ではないですよね。

更に大きい器になるように、
また、次の12年のターンに入るのです。

そして、次の土星ですが、
これは、ズバリ、
社会的信用を作る期間が、
土星の時間軸です。
これが、土星がホロスコープを一周する28年。

社会的信用を作るのって、
こんなにも時間がかかる事なんですね。

1回目のサタンリターン
(土星が出生図の元の位置に戻ってくる時)
が28歳前後。

この時期にようやく
社会人として世の中に認められ始め、

そして、この時期に、
次のサタンリターン(58歳前後)に向けて、
新たな社会的責任を背負い直して、
信用を積み上げていくのです。

土星が発達しないと、
自分なりの人生観は育たないと言われています。
土星が未熟なままだと、
他者や世間が良しとする事が、
自分の「常識」となってしまうのです。
土星は「それまでどのように生きてきたか?」
が表れてくる天体なのです。

このように、
社会の中で生きていき、
社会的に何かを実現させるためには、
火星以降の時間軸を、
身に付ける事が必要となってます。

そして、これ以降、
トランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)ですが、

これらはもう個人レベルで
どうこうしようとする
時間軸ではありません。

天王星は、ホロスコープを一周するのが84年です。
これは個人を解放、覚醒させる時間軸
と言われていますが、
84年って
ほぼ寿命ですよね(笑)

この世での束縛(義務や規則など=土星)からの解放、
という事かもしれません。

また、海王星は一周するのに165年。
これは人知を超えた集団意識、集団無意識。
ここまでくると、
もう個人レベルではなく、
世代、時代を見ていくものです。

海王星というのは、
その時代のムードやブームを作り出す天体なので、
その時代の無意識を作り出していくのが、
海王星なのかもしれませんね。

さて、最後は冥王星ですが、
これなどは
外宇宙との接点という、
太陽系まで飛び出してしまった。笑

ホロスコープを一周するのは約249年。
太陽系外から持ち込まれる
エネルギーのようなものです。
これも世代に影響してくるのだろうと思います。

冥王星は主に世代間の、
「死生観」を表すので、
その世代特有の「これで死ぬなら仕方ない、、」
と、思えてしまうようなところです。

このように、
生きていく上で、
なんか上手く行かない部分というのがあったとしたら、
もしかしたら、
惑星意識が上手く使えていないのかもしれません。

この場面では、
どの惑星意識を発揮させたら良いのかなど
ちょっと知っておくと良いかもしれませんね。

神社系*星読み
kiinaco*キナコ

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