LUUP乗ってみた＠大阪

前から気になっていた、電動キックボードレンタルLUUP（https://luup.sc/)乗ってきました。

●アプリ
まずアプリでユーザー登録して、免許証、クレジットカードを登録して、最後に簡単なテストがあって、全10問正解すると登録完了

●利用開始
キックボード本体のQRコードをアプリで読み取って、返却先のステーションを選択して利用開始。(ステーションは変更可)
車道に出てスタート。地面を蹴って加速し、加速レバーを上げると加速。加速はなかなかなものだが、怖さは感じない。そして、意外に安定していて、左右に転倒の可能性も感じない。また、リュックくらいなら背負っていても、よっぽど重くなければ問題はない。ただ、サスペンションがないので、路面の凸凹はもろ感じる。

順調に進むと、制限速度の15km/hに達して、それ以上は出ない。この速さって..... あっ、キロ4分やん。自分で走るキロ4はまあまあ速いが、乗り物のキロ4は正直遅い(笑) チャリのおばちゃんといい勝負

そして、堺筋を南下しようと思ったら、堺筋は南から北への一方通行。一応車の扱いだから逆走はできないが、大阪は大通りでも一方通行が多いのが難儀する。もっとも、降りれば普通の歩行者にはなれるので、横断歩道くらいなら渡れるが、当然長い距離歩けばボードはお荷物に

右往左往して、目的地に到着。ボードを返却し、アプリで終了し、最後に置いたボードの写真を撮って終了。現在はキャンペーン中で1時間以内は無料だが、もし料金が発生すると、基本料金50円に15円/分なので、34分の利用で560円。まあ悪くはないと思うが、もうちょい安くなると嬉しい。

本来なら、ハンドルに付いているスマホフォルダにスマホを挟んで利用するようになっているが、スマホ落としたくなかったのと、スマホの電池が十分でなかったので、カバンの中にいれたままにしておいたのが、良くなく、おかげでアプリのナビ機能が使えず、道に迷うハメに。

●2本目
せっかくなので、次は堺筋を北上することに。今度は真っすぐ進めたので快適。おまけに天気もよく気持ちが良かった。ただ、風が冷たくビルの陰では案外寒かった。

梅田近辺のステーションを返却場所に指定していたが、探すことができなかったら、別のステーションが出てきて、アプリでそこに指定し直して問題なし。同じように返却して終了。最後意外は道に迷わなかったので、ほぼほぼストレスなく利用できた。

●使える？使えない？？
結論から言えば、都会でこのサービスは使えると思う。見た目不安定なキックボードだが、相当安定していて、一旦慣れると恐怖感を感じることはなかった。また、ボードを降りると歩行者になれるので、小回りも効いてかなり便利である。また、ステーションの数も多く、色んなところに行くことができるのも大きい。

改善点があるとすれば、利用料金がやや高い。特に大阪では、一方通行を避けなければいけないところが多く、時間の課金が負担になるので、そこは考慮してほしいところである。
それと、法令ではあると思うが、15km/hはやや遅いと思う。あの安定感があれば20km/hくらいでも問題ないだろう。後は今後ユーザーが如何に安全に利用すれば、やがて制限速度も上がるのではないだろうか。

いずれにせよ、都会では電車かバスでの移動が中心だったところにこのような新しい移動手段ができたことは歓迎すべきことだし、今後どのように発展していくのか見守っていきたい。