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次女ちゃんハート日記・2
我が家の三毛猫三姉妹の次女ちゃん。
ある日突然、心臓発作を起こし呼吸困難になりました。
次女ちゃんは今、みんなに守られて自宅療養しています。
その日記を少しずつ書いていきます。
「次女ちゃんハート日記・2」です。
今回は、「次女ちゃんハート日記・1」の続きと、その後の経過。
そして三毛猫三姉妹の可愛さと活躍で、変化していった家族の繋がりについても書きました。
「次女ちゃんハート日記・1」
↓
前回のあらすじ
前日まで元気いっぱいだった次女ちゃん。
ある朝、赤紫色になった舌を出したまま苦しそうに口呼吸している。背中が大きく上下している。声掛けしても反応がない。
心臓発作による呼吸困難だ。
(数年前にも発作を起こし、奇跡的に元気になり楽しく過ごしていた。)
動物病院に駆け込んだ。心臓肥大で圧迫され、肺にも水が溜まり重篤な状態。
寿命も回復するかも分からない。
動物病院で治療をしてもらい、家族と共に過ごさせたいと帰宅しました。
朝よりは呼吸が落ち着きましたが、まだグッタリして寝ていた次女ちゃん。三女ちゃんがずっと付き添ってくれていました。
動物病院へ駆け込んだ日の夜、
息子と、幼馴染のAちゃんが飛んで来てくれて、グッタリしつつも嬉しそうな次女ちゃん。
その日の夜、添い寝するか迷いましたが、
長女ちゃんの時にずっと添い寝していて寝不足になり、私も体調を崩したので、しっかり睡眠をとろうと決めました。
私は24時に就寝し、オトンはTVを観に4時前に起きる。
私も6時前には起きる。
その間は三女ちゃんの付き添いに任せよう。
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発作後は三女ちゃんがずっと
次女ちゃんの側で付き添ってくれていた
心臓発作で呼吸困難になったその日の夜中、次女ちゃんが私のベットに乗ってきた。
少しだけ顔をクンクンしてから、よろよろ歩いて足元で寝た。
「次女ちゃん、来てくれたのね。」
涙が出た。
![](https://assets.st-note.com/img/1674996629190-OkPtTcaVRu.jpg?width=800)
見守ってくれてるよ!
受診、2回目。
朝、グッタリし寝ていたのに、大嫌いなゲージに入るのは凄い勢いで拒否。
1回目はスルッと入った。というより拒否できないくらい重篤だった。
そんなに回復したのか!と苦戦しつつも嬉しい。
獣医さんから
「肺の影は少し薄くなりましたね。
ご飯も食べれて水も飲めている。おしっこもちゃんと出ていて良かったです。(呼吸を楽にする為に肺の水が尿として出る薬を服薬しており、排尿出来ているか、尿の量はとても重要。)
口呼吸ではなくなりましたが、心臓への負担は大きく、まだ苦しいと思われます。油断はできません。服薬で様子観察して、急変するようなことがあったら、直ぐに連絡してください。」
急変…絶対して欲しくない。
帰宅するとゆっくり元気になってきた次女ちゃん。
ずっと次女ちゃんに付き添っていた三女ちゃんも好きな所でのんびりしている。
オトンと私がキッチンのテーブルでお茶を飲んでお喋りしていたら、いつの間にか真ん中の椅子に乗ってきて座り、短時間だったけど嬉しそうに父娘の会話を聞いていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1674996016571-M4zaxK9IJp.jpg?width=800)
「私も一緒にお喋りするの」
お目々もパッチリしていた
椅子への乗り降りは、心臓に負担が掛かるので補助をする。ヒヤヒヤしたけど、ちょっと嬉しい。
まだ呼吸は苦しそうで、ほとんどの時間を寝て過ごす。
餌も食べ、お水もたっぷり飲み、おしっこも出ている。お薬も少量のちゅ〜るでペロリと飲んでくれた。
良かった。まだ安心できないけど良かった。
・・・
次女ちゃんが具合悪くなった時、オトンが私に
「じゅんみはちゃん、ご飯をしっかり食べなさい。」と言った。
そうだよね、次女ちゃんの為にも、自分や家族、周りの応援してくれている人達の為にも、ちゃんとご飯を食べよう。
私はご飯を食べるようになった。それまで吐き気と胃痛でご飯を一日一食しか食べていなかった。
実は私は、年末に精神科の医師から
「今、かなり精神状態が悪いので、薬を変えて心と体を休ませるために、年明けからの入院をお勧めします。期間は短くて1ヶ月、できれば回復するまで。ご家族で話合いしてください。」
と、言われて、オトンと息子に
「入院だけは絶対に嫌だ!お薬もちゃんと飲むし、オトンとにゃんこ達と過ごしたほうが早くよくなる!自宅入院だと思ってちゃんと静養するから。」
しばらくの間、ほぼ全ての家事を息子や息子の友達とオトンに手伝ってもらいながら過ごしていた。
息子の友達は2日続けてご飯を作りに来てくれたくらいだった。
まだオトンは一人で生活できない。息子が仕事をしながら家に通うことになるだろう。それも心配でまた自分を責め続けていたと思う。
もしあの時、私が入院していたら…
次女ちゃんはどうなっていたんだろう?
オトンは次女ちゃんの急変に気付けただろうか?
もし、気付いたとしてもどうしたらよいのか分からなかったであろう。
想像すると怖い。
・・・
私が自宅入院として静養している間、次女ちゃんはいつも私の側にいてくれた。
長女ちゃんが寝たきりになった時も、側についてくれていた。
その次女ちゃんが突然、心臓発作で呼吸困難になった。
寿命もわからない。
とにかく回復するよう信じるしかない。
「絶対に次女ちゃんを助けるんだ!」
オトンや息子と三女ちゃん、お空の長女ちゃんや周りの人達も同じ気持ちで応援してくれている。
私は、時間や記憶が分からなくなることも「この世からいなくなりたい!」と、泣き続けることもなくなった。
「次女ちゃんが元気になるように私はしっかりする!」目眩や不安も徐々に回復した。
オトンは、ほとんど耳が聞こえなくなってから、気力も体力も食欲もなく「ペットボトルの蓋すら開ける力がない」ほど弱っていた。
我が家で同居し始めて、大好きな三毛猫三姉妹の癒やしと愛情をたっぷり受け、今ではご飯もしっかり食べる。
嫌がっていたお風呂にもウキウキ入る。
家事も、料理と洗濯機を回すこと(洗う物の分別が難しい)以外はヒョイヒョイ出来るようになった。
私の具合が悪くなくても、毎日ではないが、さり気なく食器洗いや乾いた食器を片付け、洗濯物もたたみ、収納してくれる。
ゴミ出しまで出来るようになった。
今は、早朝の次女ちゃんの様子観察も「お水はこのくらい飲んで、おしっこもちゃんと出た。呼吸も落ち着いてるよ。」と、頼もしい。
オトンが「弱ったオトン」ではなくて「元気いっぱいのオトン」になった。
三毛猫三姉妹のおかげだ。
独立した息子も協力してくれている。
息子は三毛猫三姉妹と本当の兄妹のように過ごしてきたから。
・・・
ある日
次女ちゃんは、朝からとても元気だった。
呼吸が楽になり始め、体が軽くなったのかな?
嬉しそうにあちこち歩いて、撫でて!撫でて!と頭を手につけてくる。
三女ちゃんとも楽しそうにじゃれている。
「奇跡的に回復した!」
私も嬉しくなり、後回しにしていた用事をしたり、心配してくれていた友達にも連絡する。
私が昼寝する時は、以前のように顔の正面で私の顔を見て鼻息ゴロゴロしてから、お腹の横で寝ていた。
オヤツ(=お薬)の時間になると、私の顔や胸に乗ってきて起こしに来た。
その日の夜
次女ちゃんはグッタリした。
疲れて寝てるだけなのかな?
と思っていたが、段々と動かなくなり呼吸も苦しそう。声掛けにも反応しない。
どうしよう、どうしよう、どうしよう…
動物病院の営業時間はもうとっくに過ぎている。
この前来てくれた、息子の幼馴染で動物病院の看護師さんのAちゃんに連絡するか?
でも夜中だよ?
もう少し様子を見て、夜間救急の動物病院を探して連絡しよう。
そんなに直ぐ元気になる訳ないじゃない!
私も嬉しくて調子に乗っていたのだ。
人間も、高熱から微熱になると、体が楽になった気がして動き回るとぶり返す。
特に、次女ちゃんが具合悪いのは心臓だ。油断できないのに。
お願い!疲れただけでゆっくり寝て、また回復しますように!
明日は受診だから。
・・・
今回はここまでです。
続きは次回で書きます。
発作から約一週間経ちました。
やはり今も落ち着いている時と、辛そうな時の波がありますが、苦しさは軽減してきたように見えます。
「家族が笑顔でいるのが一番の回復薬」だと信じて。
![](https://assets.st-note.com/img/1674995784678-lf0FFHSEQw.jpg?width=800)
なぜ、頭だけコタツに入ってるの?
一日中、落ち着いていました
(呼吸が苦しくならないように温度を下げ
コタツ布団は捲ってあります)
応援してくださっているみなさま、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!
・追記・
去年、辛い時に何度もオトンと私を笑顔にしてくれた、はそやmさんの
「オーリンゴ!🍎」
ニュー バージョンが発表されました!
私の記事も紹介してくださり、オトンと一緒に歌いましたよ!
今回の踊りは難易度が高い。
楽しそうな父娘を、次女ちゃんも三女ちゃんも嬉しそうに見ています!
「オーリンゴ!プルスパパーン!スターカット」をするために、早速リンゴを買って来てチャレンジもしました。
次女ちゃんが回復して、落ち着いたら
「じゅんみはチャレンジ!プルスパパーン!スターカット編」
の記事も書きたい!と思えるくらい、私の気持ちも安定してきました。
はそやmさん、ありがとうございます!
読んでくださりありがとうございます! 嬉しくて飛び上がります♪ 私の心の中の言葉や絵を見て何か感じてくださればいいなと願いつつ。