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ライブ機材〜2024年春〜

はじめに

いわなみです。週末にバンドでギターを弾く社会人です。
ライブ機材や気に入ったペダルなどを備忘録的に残していこうと思います。今回は直近出演したライブで使った機材をまとめていきます。

出演したライブはこちら↓
4/21 DreamCastTV vol.56 @ 新宿Zirco Tokyo
 →Kaléido Garance(GARNET CROWカバーバンド)
6/2 Fantazip! @ 大塚Hearts Next
 →Komatuna(Kalafinaコピーバンド)


全体像・接続図

機材の写真はこちら。

ボード。配線汚いのは許してください。
アンプ。光るのかっこいい。
ギター。ピックガードがだいぶ日焼けしました。

接続順を説明した図がこちら。

複雑に見えますが、設計思想はシンプルめ。

アンプのチャンネル切替やEventide / H90のmidi制御含め、Free The Tone / ARC-53Mで一発切り替えできるようにしてます。ループ内の歪みペダルのon/off(組み合わせの選択)だけは曲間に手動でやります。

H90はH9が2系統入ってるリッチなヤツで、1系統目はARC-53Mに入る手前でオクターバーなど、2系統目はループ5(センドリターン)に入れて空間系の役割をしてます。

あと、JIM DUNLOP / CBM535AR MINIもARC-53Mに入る手前に置いて、どんなときも踏めばワウが効くようになってます。オートリターンなので足乗っけるだけでオン、離せばオフになる便利もの。

ギター

Fender USA / American Deluxe Telecaterです。15年くらい前にイケベ楽器の正月セールで買って以来、メイン機です。(一時期G&L ASATに浮気したけど)

ちょくちょく改造していて、ピックアップはリアがDimazio / Chopper、フロントがSeymour Duncan / Quarter Poundです。Chopperはコイルタップの音含め好きです。リッチーコッツェンも使ってました。Quarter Poundはハーフトーンの時にChopperとバランスが取れるもので選びました。

結構クセがありますが、自分好みの音がするのでこれからもこのギターを弾き続けると思います。

あと、ストラップは工房Pathさんです。ロゴかっこいい。ギターのメンテでもいつもお世話になってます。ありがたい。

アンプ

ここ数年のメインアンプMesa Boogie / Mini Rectifier 25 Headです。Marshall、JCがあまり好みではないので、自分が好きな音が出る&持ち運べる&10万円台を条件に探して、このアンプに行き着きました。キャビネットはスタジオやライブハウス常設のMarshall 1960Aを使ってます。

チャンネル1はCleanモードで、ゲインは5くらいにしてます。これで歪み始める一歩手前くらいになり、ペダルと組み合わせるといい感じに歪んでくれます。(余裕あるクリーンでペダル踏むよりこっちの方が好き)EQは基本6前後、プレゼンスだけ4前後です。

チャンネル2はModernモードで、ゲインは5~6くらい。EQは全部4前後でmidちょい下げ目です。後述しますが、バッキング用のディストーションはチャンネル2で作って、リードトーンはチャンネル1 + RATで作ってます。

クリーン〜クランチ

チャンネル1にEarthQuaker Devices / White Lightで作っています。White Lightは一応ディストーションですが、ゲイン下げて使うとジャキジャキな感じになってとても好きです。粒立ちも良いのでアルペジオにも合うと思います。

ミッド強めにしたいときは、EarthQuaker Devices / Dunesを使います。TS系ですが、他TS系に比べ好きな帯域が出てくれます。EQDのペダルはクセが強いので好き嫌い分かれますが、見た目含め自分は大好きです。

アルペジオやバラード系のバッキングの時は、Strymon / FLINTのリバーブを重ねます。曲によってはさらにH90でディレイやコーラスを上乗せします。

オーバードライブ

こちらもチャンネル1に歪みペダルで作ります。メインはSHIIGEMORI / RUBY STONE SPECIALです。紫の方。ピンクのRUBY STONEより、気持ちハイが強めです。今回はないですが、メインの歪みはBOSS / OD-3を使うときもあります。

さらに歪ませたい時は、RUBY STONE SPECIALの手前で、RUBY STONEかIdea Sound Product / IDEA-DSXを重ねます。重めにしたいときはRUBY STONE、ハイ強めにしたいときはIDEA-DSXで使い分けています。

ここのセクションは敬愛する凛として時雨TKのイメージで作ってます。本家と使ってる機材は違うけど。

IDEA-DSXはブースターとしてでなく、単体歪みとしても優秀なので皆さんチェックしてみてください。DSXに限らずIdea製品は幅広くかっこいい音が出せて推しです。

バッキング用のディストーション

このセクションはアンプの歪み(チャンネル2)で作ります。MAXON / OD808でブーストしてます。OD808使うとローが気持ち締まってくれる感じが良いです。OD808使ってるのはOla Englundニキの影響です。

heavenly blue - KalafinaのAメロのフレーズは、このセクションにH90でディレイ、FLINTでリバーブを足して弾きました。個人的にとても好きな音が作れました。

リード用のディストーション

このセクションはOD808でブーストしたProco / RAT2で作ってます。アンプ持ち込んでるのにペダルなのかいとよく言われますが、RAT2の歪みが好きなんです。もっちり感。

あと、夢みたあとで - GARNET CROWだけ、Phantom fx / SABBATH "Bliss"をゲイン下げ目で使いました。今回はあんまり使ってないですが、ファズたくさん使うバンドだと、Phantom fxの出番が急上昇します。

ここに、H90でディレイ、FLINTでリバーブをうっすらかけてます。また、一部曲で24フレット必要な時に、H90でオクターブ上も重ねて誤魔化しました。

RAT2は父親から譲り受けた90年代前半のLM308Nのものです。RAT詳しいわけじゃないですが、現行品と弾き比べると全く別物でした。

その他のお気に入りの音

基本系はここまで書いたもので、あとは必要に応じて、H90の空間系やワウを組み合わせて他の音を作ってました。

今回ライブで演った曲だと、闇の唄 - Kalafinaの間奏でディストーション+ワウ+ディレイで効果音的なものを出していて、良い雰囲気を作れたのでとても気に入ってます。

おわりに

ここまで読んでくれた方がいたら本当にありがとうございました。はじめに書いたように備忘録として今後も書いていこうと思ったのですが、書き終えた今、思った以上に疲れたので続かないかもしれません。気分が乗った時にまた書きます。

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