『ザ・ボーイズ シーズン1』を見た
これ、当たりですね。マーベルコミックが原作らしいですが、マーベル好きではなくても楽しめる内容となっていますね。
強い力を持ったヒーローと、彼らをやっつけようとするザ・ボーイズの対立関係の緊張感がいいですね。これが物語を推進する力になります。「どうなる?どうなる?」というハラハラ感。終わりには、早く続きが見たい!という気持ちになるんですよねぇ。
あと、このドラマの面白いところは、話の軸が二つあるところではないですかね。いわゆるヒーローもの的な軸と、アングラ闇組織もの的な軸の両軸が同時並行的に走っていくのがいいですね。脳筋的に強い力を持った組織と知恵を絞ってガチャガチャとありもので戦っていく組織という構図、好きですねぇ。
あと、なんて言うんですかね、この映画には絶対悪が出てきませんね。あくまで相対的な悪、と言いますか。あれですね、ポートフォリオチックといういいますか、この人は確かに悪ではあるが善的な部分も含まれているっていう感じなんですよ。60%は善で、40%は悪みたいな?いや、むしろ行動の目的や動機だけかもしれませんね、善とか悪とかを判断する基準は。その強い力や強い感情を何のために使うのか。悪も善も分散されていて、複雑なんですよね。『ザ・ボーイズ』のリアリティはこういうところからきてるのかもしれないですね。
あと、ひとまずは8話で完結するという男らしさもグッドです。
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