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【新しいタイプの美容師の育成と独立】岐阜県可児市の美容室求人の事例について



美容室を探している人、アシスタントとかでやめてしまったけどなんとかしたい人、独立したい人に読んでほしい記事。(経営者にも)

たぶんスタッフにとっても経営者にとっても【教育】【スタッフの独立】は永遠の悩み。

時代も変わりつつあり、教育のあり方や独立も変わりつつあると思います。

これまでのようなやり方も継続はもちろんされるのだろうけど、もっとパーソナルというか個人に寄り添ったような方法が増えて行くと思っています。

持ち合わせているスキルも成長スピードも違うし、将来のビジョンも違う。

店を持ちたい人もいるだろうし、経営は興味ないけどプレイヤーとして頑張りたい人もいると思います。

しかしサロンとしては個人のやり方や要望に"合わせる"という教育だったり、付き合い方というのは中々難しいところがあります。

そもそも就職したら何年働くのか?なんていう話を面接時にすることはまずないだろうし、「独立するんで雇ってください」というのも思ってても言いづらい。

だけどそれがやりたいことならやったほうがいいし、サロンや経営者としても応援できるならしたいと思っていても、なかなかはいそーですかとはいかないのは【独立まで・独立後のプラン】の共有ができていないからなのだと思います。

こうしてこうしてこうしましょうという道筋とゴールをあらかじめ設定し、ステップを踏むようにそこに進んでいく。

この提案をどちらかがして、どちらも納得できていれば先行き不安っていうことがなくなるんじゃないかと思います。

感情抜きにしてとても合理的なものだと思っていて、それゆえに辞めるときの摩擦は起こりづらいし、むしろ独立前提でサポートをすることで継続的な関係性を作ることができる。

美容師と美容室の関係性ってわりとぶっ壊れがちで、僕自身もそういう経験はありますし、多くの美容師が少なからず思い当たることがあると思います。

僕自身は今は美容室を元スタッフと経営パートナーに譲渡してしまったので最近はあんまりそういう事について考えることもなかったんですけど、実はある1つの解決策のようなものがあります。

それが師弟制度。

一周まわってそれ?と思う人もいるかもしれませんが、師弟制度っていうのは実は個人に特化した教育方法です。

20数年前に美容師ブームが起こった頃大型サロンが増えて、それまで当たり前だった【師弟制度】や住み込みみたいな働き方にアンチテーゼをとなえて教育のあり方を変えた方々がいました。

システム化された教育、それにより良かった面は技術レベルの底上げだったり、ある意味効率的なやり方だったということ。

良くなかった点が【合わないやつはさようなら】みたいな排他的な部分があったこと、個人個人が個性を出しづらかったことなどがあります。

学校教育と近い方法で、右向け右みたいなものが当たり前にあって、だけどそれでうまく行った。

僕も含め多くの人はそういう環境で育ってきたと思うし、それが普通のことだとも思います。

今は段々と変わってきて、そもそもアシスタントの存在意義も変わってきているだろうし、アシスタントの考え方も変わっている。

教育する側のスタッフの労力なども見直されている。

まるで土日の部活は無償でやっている学校の先生みたいな、なんとなく努力義務みたいな風潮。

それでもやっぱり教育は必要だし、教育を受けずに働くということは今は可能なのかもしれないけどやはりそれでは結果はなかなか出せなかったりするのかなと思ったり。

大型サロンで学ぶという選択肢が少し現実味がなくなってきている中で、どうしたらいいのかと考えると、やはり個人店などで働きながら自分のペースで学ぶということが最善になってくるのだと思います。

それはいうなれば師弟制度。

ブランドの技術とかブランドの看板を背負うことではなく、オリジナルの技術や方法を身につける最短ルートでもあるだろうし、学ぶ側の美容師にとっても最も合理的なものだと思います。

しかしその個人店やオーナーがそういう受け入れ体制をすでに整えているということはあまりないと思うし、まだちょっと先の話なのかもしれません。

岐阜県の可児市にある美容室OVERALLでは、師弟制度と独立を想定した求人を行っています。

オーナー安本さんとはいろいろ仕事をしたりちょびっとサロンのサポートさせてもらったりする仲でもあり、いろいろとよく話をするのですが、考えていることは似ているなと思います。

OVERALLはヘナ施術・オーガニック美容に特化したサロンを運営をしていますが、それゆえに教育が短期間という仕組みになっています。

僕自身も運営しているサロンなどは特化型サロンにしていましたが、それは高単価のお客様を集客する仕組みづくり以外にも【教育の簡素化】というのもあります。

やらないこと、やらないメニューを決めてしまうことで覚えることを少なくする。

それを中途半端といえばそうだし、効率的だといえばそうだし、捉え方の問題でもありますが、僕は今後美容師はもっと細分化されていくと思っています。

カラー+シャンプーだけやる人も出てくると思うし、コテが使えない人も出てくる。

でもそれはそれでよくて、ファミレスかハンバーグ専門店かのちがい。

OVERALLではその専門的な美容師を育てるという方法でやっていて、スタイリスト・アシスタント・新卒それぞれ独立までの道すじがあります。

独立はしなくてももちろん良くて、ただ独立を前提としたスケジュールにしているので終わり際にモメることがありません。

独立時にはグループ店舗出店、オリジナルブランドで出店など選択肢もあり、好きな場所、地元に近い場所、チャレンジしたい場所での出店支援を行っていて、将来的なプランにあわせて選択ができます。

給料・休み・福利厚生など働き方も従来の美容室に比べてかなりゆるいというかちゃんとしていて、ホットペッパーなどではなく自社で集客しているノウハウや商品開発、他サロンへのセミナーなどサロンワークや技術以外のマーケティングやマネジメントも学ぶことができます。

僕もOVERALLのこの新しい教育方針には賛同していて、マーケティングなどもお手伝いさせてもらっているということもありますが、生活や移住のサポートなどもあるので挑戦したい美容師にはおすすめしたいサロンです。

独立することは悪いことでもないし、ただ独立までのビジョンの共有をしておかないと絶対にモメて双方嫌な思いをするので、こういう師弟制度のほうが割り切っていてとてもいいと思います。

細かい要件などはここに書ききれないのでこちらに貼りますが、独立願望がある美容師さん、転職しようかと思ってる美容師さんはぜひ見てみてください。



また、全然就職したいとかではないけど「サロンの経営システム改善したい」「マーケティングを見直したい」という方がいましたらご相談ください。

ヘナはかなりオススメで、ヘナを導入することで単価UP・教育の効率化・業務改善・生産性向上など見込めます。

集客面は僕がサポートできますし、技術やオペレーションの部分はOVERALLがサポートできますので、気になる方は同じくこちらのホームページをご覧ください。



2014年世界一周の旅を始め世界40カ国で1300人以上カットし帰国。3ヶ月後東京に美容室Up to Youをオープン。本出版、テレビ出演、講師、コンサル、ブログなどやりつつ美容師コミュニティサロカリも運営。超超エリート株式会社の社長。ギャル男ではありませんネクラです。