Mining 備忘録

前提

〇 2021/04あたりの情報 あしからず

〇 2021/05 BTC下落に合わせて、報酬も落ちてきている。また、Ethereumに代表されるように、PoW(マイニングでブロックチェーン承認)からPoS(コイン保有量でブロックチェーン承認)への切り替えが起きてくると、マイニングの需要が減り、報酬が減る可能性がある。また、マイニングの難易度は上昇する仕組み。このような報酬減少の要因がある。(半面、BTC上昇や、仮想通貨への参入者が増えれば、報酬は増加することもある)

〇 獲得したコインの二次活用(PoSのStakingやDefiなど)を検討するのがよい。

〇 雑所得として課税をされる。給与所得者など、雑所得の逃げ先がない場合には、高税率になるので注意。少なくとも、源泉税くらいの税金はかかると思った方が良い。(所得はマイニング時・売却(Swap)時に認定される)

〇 特定のコインを掘らず、HASHパワーを売る Nice Hashを使ってMining

〇 日本円にするには、コインチェックなど取引所登録し、送金・換金必要

マシン構成

〇 マザー ソケット LGA1200, LGA1151 あたり。正直 LGA1151の方が、マザーが単純でやりやすい印象。電源1台の構成としたいとおもっているので、PCIeは、4つもあればOK

〇 CPU Intel Celeron Pentium あたり。それ以上のパワーは不要。LGA1151ソケットが扱いやすいけど、もう在庫切れ気味で、LGA1200にするしかないかも

〇 メモリ 4G×2 なんでもOK

〇 電源 Corsair RM850w もしくは 750w 1筐体あたり、6GPU・8GPUとかの構成が多いと思うけど、そうなると、1000w~1500w が必要で、あやしい電源もしくは、2電源での構成になるけど、常時稼働としては不安が残るので、1筐体あたり、1電源、4GPU以下でつくってる。Corsairは、コードがしっかりしていて安心感ある。

〇 SSD 300-500G バーチャルメモリをGPU(8G/GPU)の3倍取るとよいらしい。正直そこまで必要だとおもったことはないけど、そうなると300Gくらいは欲しい。SSDにしているのは起動の速さ重視で

〇 フレーム 中華フレーム 評価はいろいろ言っているようだけど。コスト的に考えても、これで十分。残念なのは納期。半月くらい覚悟しなくちゃいけない。

〇 GPU GTX3070が 電力消費量とHASHパワーのバランス良い。3ファンが気持ち的には安心。とにかく高騰しているので、購入方法検討。電気店を転売ヤーばりに回らないのであれば、ヤフオクが一番かな・・・。どのくらい掘れるかとか、電力量は、NichHashで調べられる
AMDのマザーは、同じくらいの値段・パワーのものでも、Hash値は少し落ちる。NichHashでの最適化(Optimize)もしてくれないので、おすすめしない。

〇 ライザ―カード GPUをフレームに乗せて設置するために必要。(必須) コレは、SATA電源直接でも、とれるから電源コードがすっきりする。ライザーカードは、PCIスロットへの差し込みの向きを間違えるとGPUやマザーをオシャカにするので注意。また、PCIスロットに差し込んだ際に、マザー電源が入るときがあるので、主電源オフにした状態で増設・変更などするべき。

〇 GPU電源分岐コード 3070あたりのGPUは、PCI電源2本差しで、コード不足するので、たぶん必須アイテム。PCIeのコードが一番枯渇する。(Corsair850・750には、3本入っていて、別売りは高額過ぎて現実性なし)。SATA電源ー>PCIe電源に変更もできるが、限界あり。配線関係で一番気を遣うところ。CPUへの電源供給ケーブルは、PCIeと似ているが、駆動しないので注意。

〇 CPUファン フレームが2段構成になっているので、背の低いものにする必要がある。PCケースを使わず、起動ランプがないので、GPU取付しないときなど、起動を目確する一つとしては、CPUファンにLEDがついていると便利。

〇 ケースファン 120mm。なんでもOK

〇 LANケーブル 無線LANは、GPUを増やしてコード類が増えていくと、雑音多くて不安定になるのでLANケーブル運用するのが良い。

〇 windows 10   リモートログインを考えると Proにしておきたい。ココは格安。プロダクトキーは、保存しておくべき。

以下は おまけ

● 雷サージタップ 1筐体で50万くらいになるしね・・・

● スマートプラグ 電力量確認のため、付けてたけど・・・。これのアップデートの時とか、一斉に落ちるので、取り外した・・・。

● GPU台 今使用のPCからの増設とかテスト用には重宝する。

● 電源スイッチ フレームに付属しているので、それでよければ不要

● L字 HDMI 動作確認用。フレーム&ファン設置してもHDMIが当たらない様にするには、L字が便利

● 

● 電動ドライバー フレーム組み立て、マザー設置、GPU設置など、箇所が多いのですごく便利。一緒に 磁石キャッチも。

電力・コンセント備忘

GTX3070は、おおよそ110wくらいの消費量 100v電源なら、110w/100v=1.1A程 を稼働中消費する。以下が考慮必要。

● 1コンセントあたり、15Aが上限。例えば、GTX3070の4GPUの筐体であれば、マザー・CPUも含めておおよそ5A程が流れる。これを2台までなら、OKだけど、3台となるとギリギリ過ぎて危険。

● 1ブレーカーあたり、20Aが上限。どこまでが1ブレーカーなのかは内部の構成次第だけど、他の機器と含めて、どのコンセントにつなぐかは考慮必要。家庭内であれば、その他 電力消費が多い台所、テレビなどと同じブレーカーだと飛ぶ確率はあがるので考慮必要。

● 家庭なら、30A程度の上限設定になっていることが多い。その他使用する機器(エアコン、電子レンジ、炊飯器、電気ポット、テレビなど)の消費量を考慮して、何台まで行けるかは見積もり必要。A上げるのは、通常は60Aまでで、工事は漏電ブレーカー交換など数万円、半月程かかる場合あり。また、数百円程度の基本料が上昇する。

● 電気料金は、1.1A(GTX3070)を一月ずっと稼働させると おおよそ2000円くらい (ココで計算できる)

熱管理

GTX3070は、排熱効率が良くて、あまり考慮せずとも、50℃~60℃あたりで推移している。ただ、耐久性を考えて、空調入れている(5月後半から)。

GTX3080は、VRAMがどうやっても100℃~110℃になる。正直、常時稼働のマイニングには不向きだと思ってる。

Bios設定

GPUの最適化としてBiosのパラメーターを変更することもあるということだけど、よくわかっていない。以下は、マザーによるけど、GPUを数台接続していくとエラーになる場合に、設定が必要の様子。なので、まずは、Biosいじらずに1台づつGPUを認識させていって、エラーになった際に、試してみるのが良いと思う。ADVANCE設定で、下記を変更する

 Above 4G Decoding [Enabled]  (これだけで変えれば良いというのが私の仮説)
 PCIEX16_1 Link Speed [Gen1]
 PCIe Speed [Gen1]

Windows設定とGPU認識

● Windows Update(最新まで上げる、以降は再起動自動でさせない様にする) デスクトップ左下の検索ボックス 「Update」 で検索すると 更新プログラムの確認 に飛べる)

● バーチャルメモリを GPU(8G)×台数×3倍 程度に設定。これをしないと、NichHashがエラー出す。(設定ー>システムー>詳細情報ー>システムの詳細設定ー>詳細設定(タブ)ー>パフォーマンス(設定ボタン)ー>詳細設定(タブ)ー>仮想メモリ(設定)ー>すべての・・・のチェックを外して、カスタムサイズで変更ー>再起動)

● リモートデスクトップ ON。 PC名も わかりやすいものに変更するとよい。(1-2回再起動しないとPC名塗り変わらない) (設定ー>システムー>詳細設定ー>このPCの名前を変更 で変更できる。NichHashのRigNameと合わせておくとリモートログインの時に便利。プロダクトキーと一緒に保存しておくのが良い。

● NDVIAドライバーインストール。最新バージョンの更新をONに。インストールしないとNDVIAをちゃんと認識しない。ディバイスマネジャーから認識を確認。(デスクトップ左下の検索ボックス 「ディバイスマネジャー」 ー>ディスプレイアダプターで認識されているかどうかわかる。)
1台づつ増やして認識させていくのが良い。認識しないとOSが起動しない。もっとも躓くところ。前述のBios設定や配線を確認、CPU供給用の電源ケーブルは差し込みはされるが、駆動しないので注意。

NichHash備忘




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