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マニラ色々③

最終日。
2日目と同様にブュッフェで朝食を取る。
この日の深夜便で帰国するので、夜までマニラで遊べる。
マニラには結構豪華なショッピングモールがあるとのことなので、今回はモール巡りをすることに。



チェックアウト

この日は曇天

チェックアウト時刻は12時。ゆっくりできた。
丸2日間お世話になったホテル。大きなベッドに大きなプール、豪華な朝食、エレベーターのボタン押してくれるドアマン、全てが名残惜しい。去りたくない。
(香港の激クサホテルは拳を突き上げながらチェックアウトした)

荷物預け証

治安の関係でショルダーバッグすら持ちたくなかったのでポケットに入る貴重品以外はホテルに預けて外出。
安宿だと荷物を預けてもセキュリティガバガバなんてことはよくあるが、ここはちゃんとした荷物室みたいなところに入れてくれたので大丈夫。さすが4つ星。

ベニス グランドキャナルモールへ

Grabでタクシーを呼んで、一つ目のモール、グランドキャナルモールへ。
大体ホテルから10km。

絡まりまくる電線

絶対に故障を特定できないような電線と電柱がいくつも街中にあった、よく倒れないな。

そして大渋滞で全然前進しない。
ドライバーも苛立ちを募っていたようか若干運転が荒い。めちゃくちゃ酔った。

ベニス グランドキャナルモール

1つ目のモールに1時間くらいで到着。
この地域の治安は比較的落ち着いているようで、なんだかすれ違う人たちも中心街とは違った雰囲気を感じる。

このモールはイタリアのヴェネツィアをモチーフにしているようで、モールを取り囲むように運河が張り巡らされていた。
到底本場には敵わないがラグジュアリーな感じ。

上から見たらこんな感じ

規模はかなり大きい。
2時間くらいいたが全然全部回れてない。
平日だからか空いていて結構快適だった。

日本の店もある。
100均で売ってるものを寄せ集めている感じで、値段は日本とさほど変わらないか若干高いくらい。マニラに留学していたらここに何回も来たことであろう。

疑惑の日本製品もある

フィリピン名物のJolibeeも当然ある。
彼の名前はMr.Jolibeeらしい。
Beeにかけて蜂なのかな。

ここでは特に何も買わず次のモールへ向かう。

SMモール アジア

次はホテルの方の中心街に戻り、アジア最大級とも言われるSMモールアジアへ。

東南アジアあるある、バイク大群

やはり渋滞にハマる。
ラッシュアワーの渋滞は酷いと聞いていたが、日中の渋滞も十分な具合だった。
ただこれでもタクシーが一番早い移動手段だ。

オカダマニラ

海沿いの埋立地?のような地域に差し掛かると比較的新しい建物が並ぶ。
代表格は高級リゾートホテルのオカダマニラ。
調べたところここは一泊50,000円くらいするらしい、さすがに手が出ない。
ホテルの他、中にはカジノもあるよう。

10kmくらいの道のりを1時間かけて到着。
モールというか、大きすぎて国際空港に来たかのような雰囲気。
これはさすがのアジア最大級。

ホテルの朝食から何も飲み食いしてなかったのでタピオカ屋に。
黒糖ミロみたいなやつを頼む。
ミロはあのミロ&スティックのミロ。
久しぶりに飲んだが美味しかった。
値段はLサイズで500円行かないくらい、安い。

そしてこちらのモールもやはり広い。
横長のモールだが、縦の移動だけでも端から端までかなり歩かないといけない。
これは1週間いても全部回りきれないのでは...

外に出てみると海岸沿いに遊園地がある。
入園料はなく、コスモワールドみたいな感じ。
観覧車はあるが、ジェットコースターはない模様。

遠目から見ても明らかにヤバそうなアトラクションがあったので、乗ってみることにした。
説明が難しいが、富士急のええじゃないかみたいな座席で、座席ごと回転しながら扇風機のように振り回される。料金は一回250円ほど、お手軽に楽しめる。

アトラクションに乗り込んだはいいものの、ある程度人が集まらないとスタートしないらしく、15分くらい待つ羽目に、一振りに賭けるタイプ。
焦らされている感じがしてより緊張感が高まる。

係員のおっちゃんも適当にボタンを押して、全然アトラクションの方を見ていない。笑
持ち物検査みたいなものもなく、スマホをアトラクションに持ち込んでも大丈夫らしい。絶対落ちるから預けたけど。
実際に一個前に乗っていた人たちはポケットからコインやらチケットを落としていた。
安全確保のあの字もない。笑

その後人が集まり、無事にスタート。
シートベルトがあんまり信用できない形状だったていうのと結構高いところまで連れてかれ、錆まみれの支柱を見ながら回転したので、結構の恐怖だった。色んな種類の恐怖っていうやつ。

海外でアトラクションに乗ったのは初めてだったので良い経験になった。生還もできて良かった。

次は観覧車に。
ちょうど日の入りのタイミングで乗れたが、曇天で夕日は見られず。
だが景色は十分に綺麗。
これも300円くらいで乗れた。
もう50円課金するとシースルーのゴンドラに乗れるらしい。

右の施設一体がSMモールアジア

辺りはすっかり暗くなる。
意外にもマニラのこの時期の日の入りは17時半ごろ。

この遊園地一体も治安が良く、日が暮れてからも危険を感じることはなかった。
パトロール中の警察も多く、音楽を爆音で流しながら走っていた自転車を注意していたくらいだから結構厳しく見ているんだろう。

マニラナイト

遠くを見れば綺麗だが、足元には大量のゴミが広がる。

いつでもどこでも渋滞

そろそろ夜飯の時間なので、遊園地からモールに戻りレストランを探す。

空いていたシンガポール料理店に入り、ローストダッグを食す。卵が半熟だったのでちょっと怖かったが腹を下すことはなかった。セーフ。
味もよし。

モールの外観はこんな感じ。
もちろん一部である。ここからタクシーを拾って、ホテルに荷物を取りに戻る。
ちなみに写真の左に3重くらいの大規模のロータリーがあって、ピックアップ先を一番中のロータリーにしてしまったもんだから配車時間に間に合わなかった、無念の罰金をGrabに払う羽目に、といっても100円程度。

帰国へ

ホテル付近の集落

無事にホテルに着き、荷物をピックアップ。
後は空港に行くだけ。
ちょっと時間があったので近くの集落付近を散歩してみる。
どうもこの写真の道路の向こう岸から地元民も近づかないくらいかなり治安が悪くなるようなので(諸説あり、最後のタクシードライバーはここら辺は最近は比較的落ち着いてて、もっと南の方は手のつけようがないくらい荒れてるって言ってた)
少し怖かったが特に危ないことは起こらず。
こういうときはあたかも地元民ですよ、みたいな顔してシャキシャキ歩くと地域に馴染んで目につけられにくい。もう20年くらい住んでますよ、みたいな目つきで歩いときゃ大丈夫、な気がする。

夜のジムニー

ホテルから最後のタクシーを拾い、空港に向かう。
出発が0:50だったので、22時到着くらいを目処に移動。
空港の治安があんまり良くなさそうだったことと早く行きすぎたら空港の中に入れない説みたいなのがあったので夜はしっかり遊んでから空港に。
案の定渋滞に巻き込まれながらも無事に到着。
もうここまで来たら大丈夫、なはず。

空港では乾燥マンゴーとバナナチップスを購入。
互いに500円しないくらいだったので物価安に最後まで助けられる。

ここでちょっと怖い経験。
空港内を一望できるデッキみたいなところで電話していたところ、右腿あたりに何か触れ続けていることに気づく。
電話を始めた時は周りに人もそんなにおらず、他人と触れるような人口密度でもなかったので、不思議に思う。
で、右を見たところストレートチルドレンらしき子どもが二人こちらをニヤニヤ見ながら右ポケットの外に手を伸ばしていた。
右ポケに何か入ってるか偵察していたんだろう。幸い腹巻タイプのセキュリティポーチをしていたので右ポケットには何も入っていなかったが、普段であれば何かしらの貴重品を入れていたと思うので肝が冷えた。
にしてもこちらが電話に気を取られているうちに窃盗を試みるプロフェッショナルたるや。いくら子どもといえどスリのプロである。
というか空港にまでストリートチルドレンいるのも中々怖い現実。
基本的に搭乗券を見せないと中には入れないし、警備員もいるのだが、どこかうまく騙して入ってきているのであろう。
最後まで気を抜いてはいけない。

チェックインカウンターに1時間くらい並び、無事に搭乗口へ。LCCの海外便はオンラインチェックインができないところが多いのでこれがしんどい。
まあ安いから文句は言えない。
離陸3時間前到着は必須。

無事に成田に到着。
朝は6:30、帰りは偏西風の影響で4時間弱で帰って来れた。
機内でも爆睡、疲れるまで遊べて良かった。

という形で貴重品も臓器も何も盗まれることなく無事に帰国。本当に良かった。
2度目のACL2遠征、前回の香港に引き続き非常に刺激的で良い経験ができた旅になりました。
一緒に行ってくれたみんなにも感謝!

次回は2月にベトナムか、タイ。
乞うご期待。

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