マグルの私、ハーマイオニーが叩きあげ女子で感嘆【ハリポタが好き過ぎる】
ハーマイオニー・グレンジャーは優等生。ホグワーツ魔法魔術学校の入学時より、抜きん出て優秀な女子。
第一巻「賢者の石」の有名なセリフ
「今度こんな危険なことがあったら命が危ないわよ、
もっと悪ければ退学ね」
の名言&迷言通り、知識欲強めで割と我が強い。
そんな彼女は、主人公ハリーにとってなくてはならない存在。
今日のnoteはハーマイオニーについて記したい。
①マグル生まれという呼び方にトゲが含まれている
「マグル生まれ...」
才女ハーマイオニーの知性と教養の深さを褒め称えるときに、ちょこっと聞こえる雑音。第一巻「ハリーポッターと賢者の石」が始まって間もなく、「マグル」という非魔法族を指す呼称が登場する。
さらりと紹介される「マグル呼び」はストーリーの中へすぐに溶け込んでいく。基本のキとして認識される用語。
魔法が使えない私達はマグルであり、普段の生活では見えないところに魔法界という世界がある。
マグルと魔法使いが共存していくため便宜上の区別は必要。
魔法族と非魔法族は違うと位置づけされる。
「マグル生まれ」というワード自体は単なる区別であるが、ハーマイオニーのような才女がマグル生まれと知るときの文脈にはトゲを含む。そして、ストーリーのはじめから仕掛けられる「マグル呼び」は使う人によって悪意が込められる。口に出さずとも魔法族はマグルに対して「魔法が使えない不便な人達」の基本認識を持っているからだと推測している。
だからこそ、ハーマイオニーの活躍は大いなる驚きをもって評価される。
彼女はマグル生まれの叩き上げ、マグル出身の星だ。
ハリー・ポッターの魔法の世界の仕組みはマグルの世界と相通じる。
社会の秩序を守るため、区別によって成り立っている。
「男か女か」
「大卒か高卒か」
「正社員か派遣か」
「既婚か未婚か」
区別されて、振り分けられる。
区別の角度によって、どこか優劣をつけようとする。
自分はどこに区別されているかを知らされ、属する場所によって評価や待遇が変わる。
そして2023年現在、区別の垣根が低くなりつつあり、
属性に関係なく活躍ができそう。
属性に守られていた人は焦ってしまう、個の時代がやってきた。
②社会派&意外とミーハーなハーマイオニーは常にエネルギッシュ
ガリ勉女子のハーマイオニー。
常に学年トップの成績を誇りながら
ハリー&ロンのサポートも怠らない。
加えて、ひとり学生運動のような行動もする。
「屋敷しもべ妖精を奴隷契約から解放しよう!」
「屋敷しもべ妖精」という種族は、魔法族と奴隷契約で結ばれている。一番馴染みのある屋敷しもべ妖精はドビー。第二巻「秘密の部屋」では契約の垣根を越えて、ハリーと友人になる場面はハリポタファン胸熱!
でも、ハーマイオニーは違う。
友人になっただけでは物足りない。
社会派ハーマイオニーの血が沸る。
ハリーがヴォルデモートとの繋がりで苦しんでいるときも、ハリーを支えながら決して「しもべ妖精解放運動」を諦めない。ハリーが「え、まだそれこだわる?」みたいに呆れてもお構いなし。ついに魔法大臣となって志を遂げる。
ちなみに、演じたエマ・ワトソンもリアルで社会活動をしている。
とことん、ハーマイオニー道!!
一方で、意外とミーハー。
ホグワーツの呪われた科目である「闇の魔術の防衛術」の教授として就任したペテン師ギルデロイロックハート。初登場シーンから、かなりわかりやすく胡散臭い。
にも関わらず、イケメンのロックハートに「カッコいい!!」と熱を上げるハーマイオニー。
社会派は何処へいったか。
ジャニーズ推しへの愛かのように熱烈支持していた。
クィディッチのスター、ビクトールクラムと交際していたこともある。
若干ロンへの当てつけもあるけれど、ミーハー気質も否めない。
(エマ・ワトソンにミーハーのイメージはない)
エマさん、大変美しいです。自然体〜
③エマ・ワトソンが美人過ぎてハリーと恋のフラグが立つミスリード
ハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンは美少女から大人の美女へ成長されたけど、原作はそこまでではない。
不美人という表現もされてはいない。
出っ歯ではある。
ホグワーツ4年生時のダンスパーティで着飾るハーマイオニーは美しい。正直者のロンが「可愛い」と言うくらいだから磨けば光る子、という印象。
エマ・ワトソンが美人過ぎるところにハリポタ広報チームが目をつけたのだろうか。テレビで流れるハリポタ新作のCMは「ハリーとハーマイオニーのハグシーン」が毎回あり、知らない人が見ると「きっとこの二人が主人公カップル」と誤解してしまう。
絵面が良いから、映画館への客引きが目的なんだろうとポッタリアンは解釈した。
エマ・ワトソンが学業優秀であるところも、リアルハーマイオニーとリンクしていて、ファンを裏切らない。
女優と学業の二刀流をパーフェクトにこなすエマ・ワトソン。
凄すぎる。
おわりに(ハリーの相手がジニーでいいの?)
ハリーはロンの妹ジニーと結婚する。
ハーマイオニーとは生涯の親友かつ親戚。
ジニーはかなりの美女として原作に登場する。
あのマルフォイが「美人」と認めざるを得ないほどであり、恋多き女性。
映画では、ハリーがハーマイオニーをスルーしてジニーに飛び込む気持ちに違和感がわく。あまりお似合いに見えない。
ハリーとハーマイオニーの圧倒的存在感の前ではジニーのキャラが薄い。
ハリーとジニーのキスシーンがぎこちなくて、初々しいというよりよそよそしく感じるのは私だけだろうか。
俳優さん同士の事情もあるのかな笑
ハリポタファンの方、ご意見お聞きしたいです。
Junko Summer
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