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本を読もう

今日は、子どもの散髪と買い物のため、
近所のショッピングモールへ。
子どもが散髪している間、
本屋で本を物色。
つづ井さんの『老犬とつづ井』が出たので
それが目当てやったんやけど、
久しぶりにあれこれと本を見てたら、
ほしい本がたくさんあって
でも自分のなかでは厳選して
合計4冊を購入。

購入本
『老犬とつづ井』つづ井
『魚を抱いて 私のなかの映画とドラマ』東直子
『顔面放談』姫野カオルコ
『ぼくは青くて透明で』窪美澄

子どもたちもそれぞれに漫画などを購入し、
お会計、14,481円!!!!

たかっ!!ってびっくりした・・・
本屋にいると、つい金銭感覚がおかしくなる。

いずれも好きな作家さんの本ばかりなんやけど、
東直子さんの著作は、いわゆるジャケ買い。
冒頭の写真がそれなんやけど、
このかんじ、スイミー味。たまらん。好き。
そして、私は写真撮るの下手笑

パラパラとめくってると、『山の郵便配達』の項目が。
該当ページは、イラストも含めて6ページなので
立ち読みでも内容は全部読めたが、
手元に置いておきたくて購入。
『山の郵便配達』は、1999年製作の中国映画で、
中国の山奥で郵便配達をする父子の話。
いまどき、さすがに中国でも郵便の重要性って
さほどではないのかもしれんが、
これは舞台設定が1980年代はじめらしいので、
交通事情も悪い山岳地域を父子が村々を歩いて
それを心待ちにする人々に手紙を届ける
なんともいえないほんわか感が好き。
なにより息子役のリウ・イェがめちゃくちゃ愛らしい。
リウ・イェには、『中国の小さなお針子』、
『ランユー』という名作もあるので、 
ご存じの方もいらっしゃるでしょうか。
彼の話をしだすと、長くなるのでまた別の機会に。

で、この本に出てくる映画とかドラマ、
『パリ、テキサス』とか、『あのこは貴族』とか
『日の名残り』とか『オアシス』とか
私の好きなのがけっこう載っている。
見てないものも、これから見てみたいと思うので
今後の見たいものリストがわりに大切にしたい一冊。

姫野カオルコさんの著作は、いろいろと読んだけど、
軽く読めない、というか、ずしーんとくるものが
多いし、気楽に触れられないっていうのが
私にはあるんやけど、これは気楽に読めるエッセイ。
「〇〇と××は似てる!」って私もよく思うんやけど、
これはそういう似てる人々についての著者のご意見が
書いてある。
出てくる人物も私が好きな人がけっこういる。

窪美澄さんは、
『ふがいない僕は空を見た』が衝撃的で、
これ映画化されたのもすごくよかったし、
新作が出てるのに気づいたら読む作家さん。
表紙からしたら、青春BLものなのかな?
(まったく違ったらごめんなさい)

あと、つづ井さん。
つづ井さんは、漫画もおもしろいし、
エッセイも好き。
ただ、この『老犬とつづ井』は読む前から
号泣しそうなのは分かっているので
精神状態の良いときにおいておこうと思っている。

本屋でビビビとくる本に出会うことって
けっこうある。
これまでにも、ちょっと気になるって
手にとってみてすごく面白かった
ジェーン・スーさんの
『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』とか、
ふかわりょうさんの
『ひとりで生きると決めたんだ』とか
本屋でタイトルとか装丁が気になって
手にとって中をパラパラ見てみないと
買わなかったと思う。
ネット購入は便利やけど
本屋でしか出会えない本がある。

そういえば、子どもが小さい頃、
近所の商店街の書店で本を買っていた。
店主さんは、60代くらいのご夫婦やったけど
「しっかり本読んで賢くなってや」
って声をかけてくれてたなぁ。
ああいう人情味のある本屋さんって
もうほとんど残ってないのも寂しいな。

本を買い込んで、どれから読もうかなとか、
どこで読もうかなとか考えてるときって
わくわくしてすごく楽しい。
思ったほど面白くなくてもまぁそれはそれで
好きな本に出会えた時の喜びを
引き立てるためのなんか、みたいな笑

ネットばっかしてないで、
本読もう。







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