見出し画像

自分を好きになるということ

ここ3年くらい私は自分のことが嫌いで仕方ない。自己肯定感の低さは自他共に認めるところで周りからは「もっと自分を大事に」とか「もっと自信を持ちなさい」とよく言われる。

私が自分のことを嫌いで自分に自信がないことは痛々しいほどに周りに伝わるらしく、みんな私のいいところをたくさん言葉にして伝えてくれる。優しい。本当にありがたくて涙が出る。

それなのに、私はどうしてもその言葉を素直に受け取ることができない。

鏡を見れば、全身ぽよぽよで(嫌ならポテチ食べるのやめれ)私の好きではない顔が映って、外に出たらコミュニケーション能力の低さで自己嫌悪に陥って、引きこもりたい気持ちでいっぱいになる。それなのに、人が好きだから引きこもれないし、すぐに誰かとコンタクトを取りたがる。ああ、ややこしや。

ともかく頑張ってないと誰にも認めてもらえないし、自分も納得させることができないと思い込んで、やる気を空回りさせて倒れるまで続けてしまう。

そんな生き方に最近不自由さを感じてきていて、どうやら自分のことを好きになればだいぶ楽になるらしいということを知った。だから、どうやったら自分を好きになれるのかなと思って、色んな人の行動や言動を観察した。

そうしたら近くにいたんですよ、めっちゃ自分のことをナチュラルに好きな人が。そう、それは私にいたずらを仕掛けられたりジャイアンな態度を取られても決してへこたれない、うちの旦那はん。

うちの旦那はんは、おおらかな考え方をする素直で心根の優しい人。誰に対しても思ったことをオブラートに包まずに伝えるからこっちがドキドキしてしまうこともしょっちゅうあるのだけど、本当に正直に人に向き合う。基本姿勢は、思ったことは全部伝える。もしそれで相手を傷つけてしまったら謝ってもう二度としない。相手が自分を嫌っていたとしても、自分が仲良くしたいと思えば近づく。私にはできないことだからすごく羨ましい。

そんな彼に「邪悪な感情がわいたときはどうやって処理してるの?」と聞いてみた。

そうしたら彼は一点の曇りもない神々しい顔でこう言った。「自分の感情が悪いって思ったことなんてないよ?だってそう思ったんだから」

私はフリーズした。そういえば私は無意識にこれは「いいこと」「悪いこと」と白黒はっきりつけようとしていた。自分がそうだから、みんなそうなんだと思っていた。そうじゃない人がいるなんて、私にとって世紀の大発見だと思った。

私はどうやら自己肯定感とナルシストの違いがあまり分かっていなかったみたい。

あーーーーー!!そんな考え方があるなんて本当にびっくりした。人間って一人ひとり違って本当に面白い。だから人付き合いはやめられない。

他の考え方もぜひ知りたいので、「私はこんな風に思うよ!」っていうことがあったらぜひ私に教えてくださいね。よろしくお願いします。

PS カラーセラピストやってます。相原けんさんに作ってもらったお気に入りのHPよかったらのぞいていってくださいませ。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?