ユニバーサルプライマーの成分、タルクについて

ユニバーサルプライマーの成分、タルクについての覚書。

タルクとアスベストに関する安全管理に関しての問い合わせあり。
製造元のエコスに問い合わせてみた。
(タルクとアスベストは別物ではあるが、タルクの中には不純物として
アスベストを含むものもあり、問題となっている。)

タルクは:Mg3Si4O10(OH)2、アスベストは:Mg3(Si2O5)(OH)4 です。どちらも産業形態では粉末です。
タルク/アスベストの問題点は、タルクにアスベスト繊維が混入していると一部の人々が信じていることです。粉末のアスベストは肺の問題を引き起こします。
しかし、塗料ではタルクは液体に混ぜられ、分離されることはありません。そのため、粉末を吸い込むことは不可能であり、肺に損傷を与えることもありません。たとえ乾燥塗料が細かいほこりに研磨されたとしても、タルクは元の形で放出されることはありません。
良い例えとして、ケーキを焼く際に小麦粉を使うことが挙げられます。原材料としての小麦粉は軽い粉末で、空中に投げ入れられた場合、潜在的に吸い込む可能性があります。しかし、ケーキが混ぜられた後は、二度と小麦粉を分離することはできません。それは決して元の粉末形態に戻ることはありません。

タルクとアスベストは別物で
万が一含まれているとしても塗料の状態になっているので
繊維状のアスベストが出てくる心配もない。

タルクに関して懸念を持って問い合わせた方は
以前タルクを扱う仕事をしていたそうで、
その際アスベストに関する問題を認識し、質問をしてくれていたことが判明。追加の質問があったのでこれも製造元に聞いてみる。

タルクはどこで製造されたもの?
>>ヨーロッパからで食品グレードの添加物

アスベストを混入させないための品質管理は?
>>アスベストの確認のプロセスはない

安全規制
>>安全規制は粉末の処理、製造中の粉末の取り扱いに関してのみ

含有量
>>プライマー1ガロンに対し約250gのタルク


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?