QUANTAリトリートの効能①
リトリートから1か月経った。
私は自分の変化に疎い。
世の中にはほんの些細な事にも気付いて、自分へメッセージと捉え活かしている人がいる。
一方私は、大怪我を蚊に刺された位に捉えてしまうというか…人から見たら大事件なのに「何かありましたっけ?」というレベル。
(そう言えば、小学校の林間学校で国立公園の立ち入り禁止の湖にコケて頭から突っ込んだ事があったけれど、その後の反省会で堂々と「特に何も問題ありませんでした」と言って、先生に「おい!」と突っ込まれた事を今思い出した。←余談)
その代わり、人の些細な変化や心の動きには超敏感で、相手が何を思っているか手に取るようにわかってしまう。
今までそれらに勝手に振り回されてきたし、それをスキルとして仕事にも使ってきた。
でも、それに疲れた私はリトリートに参加した。
自分を生きたかったから。
リトリートの内容は体験記4回シリーズを読んで頂くとして…、リトリート後の変化を書いてみたい。
さすがに鈍感な私でも気付ける分かり易い変化があった。
変化は大きく分けて3つ。
①体の変化
②感覚・心の変化
③環境の変化
①体の変化
リトリート後の変化を語る前に、数年前から少しずつ起こっていた体の変化。
先日のyujiさんブログでは天王星が及ぼす体(体感覚)への影響について書かれていが、私は影響受け易い人1〜3全部に該当していた。。。
思い返すとこれだけあった。(今思うとまあまあハード)
そして今回のリトリート前後の症状。
リトリート参加を決めた2月末頃から生理のような出血が始まった。
生理のような…と表現したのは、いつものと違う感じだなというのが自分でもわかったから。
たまにキリキリっとお腹が痛んだけど、それ以外はとても元気だった。
この時すぐに病院に行かなかった理由は、数ヶ月前も似た症状があり、その時に検査をして異常無しだったため少し様子を見てみようと思ったから。
その後も出血は続き…リトリート中も流血(言い方w)は継続。更には徐々に出血量が増加。
そして、リトリート後は大袈裟じゃなく身体中の血液が全部出てしまうんではないかと思うくらいに出血量が尋常ではなくなった。
それは、1時間おきにお手洗いに行かないと大変な事になるレベルで実際何度も服を汚した。
ただ体感は悪くなく、むしろ日に日に体が軽くなっていく感覚で、肌の調子も良く食欲も旺盛で元気。
普通なら貧血を起こしてもおかしくないはずだけれど、そんな感じは全くしない。
仕事も習い事も問題無くこなせているし、お酒もたくさん美味しく飲めた。
とは言え、1か月以上この状態はおかしい…かな。
ふと、10年前の事が頭をよぎる。
既に完治はしているものの、10年前に子宮に手術を伴う病気が見つかった。
それから5年間の大学病院通いがあり、今から5年前に先生から「お疲れ様!卒業!」と言ってもらったのだけど、、また??
急に不安になってきた。
悶々としていても仕方ないので、病院へ行き検査。
1番詳しくわかるという組織検査は、先生のハゲ頭を蹴りたくなるくらい超絶痛かった。
因みにこの検査では、看護師さん達が苦笑を通り越して爆笑するくらい「痛い痛い」と大騒ぎし、先生には「まだ終わらないんですか⁉︎もーやだー!」と子供みたいに文句を言った。(一般的ながん検診の20倍位痛かった)
いい大人がみっともなく大騒ぎしたのに、先生は「頑張った頑張った、偉かったねー」とニコニコして言ってくれた。
いつからか…私は何かあってもグッとこらえて我慢ばかりしてきた。こんな風に自分の感情を出したら嫌われると思っていたし、実際怒られた事はあっても褒められた事なんて無かったから、期せずして褒められて鼻の奥がツンとしてちょっと泣きそうになった。
嬉しい、楽しい、素敵、ホッとする、一般的に「良い」と言われる感情を出すことは容易にできる。
でも、痛い、苦しい、辛い、寂しい、悲しい、を自虐的に少しねじ曲げて表現出来ても、ストレートに人に伝えたり表現した事ってあったかな?
ついつい「大丈夫です」って言ってしまうな。
だって、ストレートに言うのって怖いもの。
特に私の場合は、言ってしまった後の相手側の反応を反射的に気にしてしまう癖があるから。
でも、リトリートで心の澱を出すように号泣した私は少し変われたかもしれない。
検査から2週間。
病院での検査結果は貧血のみで異常なし。
ホルモンや甲状腺も正常。
(さすがに貧血にはなっていたようで、しばらく薬を飲む事やななった。)
よって、出血の科学的原因は不明。
ても先生は言った。
「体と心は繋がってるからねー、長い間いろいろ我慢してきたんでしょ。僕みたいにバカにならないとね。アハハ」
更には「数値上の結果だけが全てではないからね。肩凝りや頭痛や怠さなんかが体感として症状があるならそれは気のせいではなくて、立派な不調だから。不調はちゃんと取り除けるから大丈夫」
本当に良い先生に出会えた。
先生は数冊ご著書があり、偶然にも私と同じく書道をされる。そしてクリニックの雰囲気も気楽で素敵だ。
そして、検査結果を聞いてから1週間後。
出血開始から約2ヶ月後に、出血が止まった。
長かった。
途中不安になる事も何度もあったけれど、心の奥では絶対に大丈夫と自分の体を信じていた。
「先生、出血止まりました!ありがとうございます。でもこれからもお世話になりますね。」
「うんうん、良かったねぇ。僕はね美しい人が好きだから、毎日でも来てねっ♡」
エロジジイめ…笑
盛大なる禊をした私のからだ。
大切に丁寧に扱ってあげたいな。
まずは、セルフハグだ。
よく頑張った、偉い偉い。
※長くなったので、②感覚・心の変化と③環境の変化については、また次回!
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