ナポリで震撼②
「Vedi Napoli, e poi muori.」という言葉がある。
「ナポリを見てから死ね」という意味だ。
ナポリを見ずして死ぬなんて勿体ない、死ぬまでに一度は見るべきだ、という事である。
この言葉、乱暴だけど心から同意する。
それほどにナポリは美しい…特にナポリ湾を挟んで見るベスビオ火山は格別だ。
前回の記事でナポリ超怖ぇ…とか言ってしまったけれど、いや本当に震えるほど怖いんだが、それと同じくらい震えるほど美しいのがナポリという街だ。
美しいガレリアを歩くと、洋服好きの男性垂涎のナポリ仕立てのお店が連なり、ショウウィンドウを見て歩くだけでも楽しい。
私も洋服好きなので、こんなに素敵に着こなしてくれたらクラクラして一瞬で惚れてしまいそうだ。
イタリアではこんな感じでモデルばりのシュッとした男性が結構歩いていて、何度かフラフラとついていきそうになった…。
ま、全く相手にされないのだが。
また、ナポリといえばナポリピザ。
これはもう…日本で食べてるのとは別物。
目眩がするくらい美味しい。
クラクラするくらい素敵な服、目眩がするほど美味しいピザ、震えるほど美しく怖い街。
ナポリは刺激だらけだ。
またスパッカナポリという通りは、少し前まではスリが多い通りとして有名だったが、今はこだわりのオリーブオイル専門店や職人仕事の革製品のお店などが連なり今はとっても楽しい通りだ。
(でもまだスリとぼったくりには気をつけろ!)
また、世界で1番美しい地下鉄というのもある。
本当に息を呑むほど美しい。
地下鉄を抜けると、雑多で刺激的でポリスがあちこち目を光らせているナポリの街が広がる(笑)
そもそも何故私が怖い怖いとビビりながらナポリに来たかと言うと、ドMだからではなく…
青の洞窟に行きたかったからだ。
青の洞窟はカプリ島という島にあり、ナポリから船で行くのが一般的である。
ちょっとした経由地くらいにしか考えてなかったけど、いろいろな意味でナポリ恐るべし。
もはやナポリに首ったけ。
ナポリ沼にズブズブとハマっている。
続く
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