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最強!鈍感息子!

今日は文化の日、祝日。
午前中は近所で行われていたボンフェスというマルシェみたいなものに行き、午後は息子のバレーボールクラブの集まりに参加して1時からたっぷり4時間も合宿やクリスマス会のことを打ち合わせました。

こんな1日を過ごすと、自分の思考がフルに働く瞬間がなくて、いつもなら脳に「新着情報」みたいにいろんなアイディアが浮かぶのに、目の前のことに一生懸命で終わってしまったように思います。何を言いたいのかというと、「おお!これぞブログに!」と思えるひらめきがやってこれる余裕がないのです。まさかの言い訳?!
では、最近氣になっていることを。

午後の打ち合わせでは大人が話し合っている傍ら、子供たちはクリスマス会のプログラムを作っていました。男女で分かれて模造紙1枚ずつプログラムを作っていました。各々飾りを作って模造紙に貼り付けています。
息子のはしゃいだ声が聞こえてきます。するとほかの子が息子の発言を否定する声もセットで聞こえてきます。
「これここに貼っていい?」
「自分が作ってないもの貼るんじゃねえよ」
「こいつマスク濡れてる、まじキモイ、近づくな」、離れていく男子たち。
「こいつ、いつもマスク噛んでて、布マスクに穴開けるんだ」
顔を上げてそっちを見たら息子と目が合いました。ニコニコしています。
長い間目を合わせましたが、私は笑うことができませんでした。息子はばつの悪さを隠すかのようにずっとニコニコしていました。

そのあと子供たちは作業を終え、すぐそばにある校庭に遊びに行きました。しばらくして子供たちは戻ってきましたが、予想通り息子はいませんでした。聞いたらやはり帰ったそうです。

家に帰って夫にこんなことがあったと話したら、息子は「おれ全然平気だから」と笑っていました。そんなことはいくらでもあるのでしょう。夫は息子がマスクを湿らせたことを叱っていました。

先日も息子は放課後友達と珍しく遊ぶ約束ができたと嬉しそうに出かけていきました。「うまく会えなかったら帰ってくるんだよ」と送り出し、30分ほどしても帰ってこなかったから遊べたのかなと思ったら帰ってきました。

その子のマンションの前でしばらく待っても出てこないので、ピンポンして家の前まで行ったら、「お前とはたりぃから遊ばない」、「このドアチェーン1分30秒以内に開けられたら遊んでもいいよ」と言われ、やってみたけど開かなかったから帰ってきたそうです。

あまり過剰に反応したらいけないと思いつつ、「そんなの開けようとしちゃダメだよ、願い下げだと言って帰ってきなさい」と思わず言ってしまいました。「だって遊びたかったんだもん」と息子。

息子は残念そうではありましたが、そんなに響いていない様子でした。
でも心の奥の奥まではわからないので、
「ぼぼくんはひとつも悪くない、お母さんから見るとかわいそうなのはぼぼくんよりあの子だな」
と言いました。息子は「あの子はいつもゲームばかりしているからオレは遊んでもらえないけど、カードゲームが好きでもあるみたいなんだ。今度うちで遊べるかな」と言います。私はあきれて「聞いてみたら?」としか言えませんでした。

人はうまくできているもので、こういう目にしょっちゅう遭遇する子は鈍感に作られているようです。本当は繊細なのかしら?とも思うけど、逆立ちしたってそうは思えません(;'∀')

それは逃げてるのでは?と人に非難されそうですが、私は息子に最適の環境を与えているのかなと思わずにはいれません。

毎月参加している、教育作家の松永暢史友の会で質問できないことが悩みでしたが、今度これを聞いてみよう。

今日は明るいお話ができませんでしたが、子供たちが校庭に遊びに行ったときに私がいた大人グループはしばし無駄話をしました。ぼぼすけ(息子の仮称)が元素が好きで周期表を覚えていること、宇宙や生き物に詳しいことなど私はべらべらと話しました。好きなことをたくさん持っている息子はきっと明るく生きていけるはず、と希望の光。

明日は音読道場。息子は早帰りだそうなので、会場に来てサイコロ暗算で一肌脱いでもらう予定です。


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